映画『正直不動産』の舞台挨拶が25日に福岡・T・ジョイ博多、26日に大阪・TOHOシネマズ梅田で行われ、主演の山下智久が登壇した。
同作は、2022年に放送されたドラマを皮切りに、スペシャルドラマやシーズン2、スピンオフと展開してきた人気シリーズの劇場版。原作は累計発行部数415万部を突破した同名漫画で、不動産業界の“闇”や情報格差に切り込みつつ、“嘘がつけなくなった営業マン”が正直さだけで奮闘する姿を描く社会派コメディだ。
福岡では共演者についても“正直”トーク
福岡での舞台挨拶で山下は共演者について聞かれ、「市原隼人くんは料理も上手で食材や道具にもこだわりがあるので、一番お店選びに厳しそう」とエピソードを披露。
シリーズについては、「約5年同じメンバーで続けてきて、映画になるとは思っていなかった。皆さんに観ていただけるなら続編もやりたい」と語り、さらなる展開への意欲も見せた。
また、公開後の反響については、「これまであまり声をかけられなかったおじ様たちからもサウナで声をかけていただくようになった」と新たな反応を実感している様子。
客席に降りる“神対応”で熱気最高潮
イベント中盤には、山下が自ら客席に降りて観客の質問に答えるサプライズ演出も。マイクを手に客席を回る姿に、会場は大歓声に包まれた。
さらに、「デジタル化が進む中で、人と人のつながりが薄れていると感じることもある。この映画を通して誰かを思い出すきっかけになれば」と作品に込めた思いを語り、温かな雰囲気の中で福岡でのイベントを締めくくった。
原点の思い出と制作秘話を披露
翌日の大阪での舞台挨拶では、「控室でイカ焼きとたこ焼きもいただきました」と大阪らしいエピソードを紹介。 大阪との縁については、「子供の頃からコンサートツアーとかで回らせていただいて、大阪城ホールだったりとか、関西の友人たちだったりもいます。あと、一番最初に僕がテレビ番組のロケをしたのが大阪だったんですよ。11~12歳の頃、初めての大阪で、どんぐりの着ぐるみを着て絶妙にカルチャーショックを受けたのを覚えています(笑)」と懐かしのエピソードを披露。
「それから毎年のように来ているので、まだまだ知らないところはいっぱいありますが馴染みはあります」と語った。
「最高のご褒美」映画化への感謝
イベントの最後には、「この作品に関わって5年以上。映画として届けられるのは最高のご褒美」とし、「日常の中の優しさに気づける作品」と魅力をアピール。 「正直、あと3回観てください!」と力強く呼びかけ、会場の笑いと拍手に包まれた。最後は観客との記念撮影も行われ、作品らしい温かい空気の中で舞台挨拶は幕を閉じた。
映画『正直不動産』は全国公開中。
【編集部MEMO】
『正直不動産』
<ストーリー>
嘘がつけなくなってしまった不動産営業マン・永瀬財地は、後輩の月下咲良とともに、“正直さ”だけを武器に厳しい業界を生き抜こうと奮闘する。顧客の無理難題や癖のある大家、不動産トラブル、ライバル会社との競争など、不動産業界で次々と困難に直面。それでも永瀬は本音で向き合い続け、常識を覆す営業スタイルで人々の信頼を勝ち取っていく。不動産業界の裏側をコミカルかつリアルに描く痛快エンターテインメント。




