映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』 (原題/Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutant Mayhem)が2023年に日本公開されることが5日、発表された。あわせてロゴも初お披露目された。

  • 映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』ロゴ

アメリカでキャラクターが誕生してから38年。コミック・ゲーム・テレビアニメそして映画シリーズと様々なコンテンツを生み出してきた大人気シリーズ『ミュータント・タートルズ』。これまでに全世界170の国と地域かつ50言語で展開され、日本国内でも90年代に映画、アニメシリーズやゲームが公開・発売されて以降根強いファンベースを誇る。

“世界中で最も愛されるカメ”たち4人が新たな劇場アニメ映画をひっさげて、2023年全世界のスクリーンに登場する。

今回カメたちとタッグ組むべく、ハリウッドが誇る新進気鋭のクリエイターたちが“タートル・ファミリー”に参画。本作のプロデューサーを務めるのはハリウッドの大人気コメディ俳優でもあるセス・ローゲン(出演『カンフーパンダ』『ネイバーズ』『ライオンキング』他)。共同プロデューサーであるエヴァン・ゴールドバーグとはスマッシュヒットした3DCGアニメーション作品『ソーセージ・パーティー』(2016)などを世に送り出している。監督を務めるのは、第49回アニー賞で作品賞など最多8冠に輝き、アカデミー賞の長編アニメ映画賞にもノミネートされた『ミッチェル家とマシンの反乱』で共同監督としてデビューを飾ったジェフ・ロウだ。

アメリカの公開日がちょうど1年後となるこの日(米国時間8月4日)、セス・ローゲンのTwitterアカウントにてオリジナルタイトル&ロゴが初お披露目されたが、そのロゴには、ニューヨーク市某所に実際に描かれたウォールアート。「ミュータント・タートルズ」シリーズの舞台であるニューヨーク市で仕掛けた粋な演出となっている。

また、昨年6月にアメリカの公開日(23年8月11日 ※その後23年8月4日へ変更)がローゲンのTwitterアカウント発信でアナウンスされた際、主要登場人物の1人である「レオナル ド」の授業ノー ト風画像も一緒に投稿された。元々のアメリカの公開日である23年8月11日の日付、「科学1(Science1)」の教科名、そして元素記号が並ぶ。同じく主要人物である「エイプリル」や「ミケランジェロ」の名前、レオナルドが持つ刀、そして本シリーズの重要なコンセプトの一つであるミュータント(mutant)については「遺伝子の順列を変えるもの、そして生命体内の多様性/ダイバーシティの主要因」という定義が書かれている。彼ら自身がミュータント=変異したカメなのだが、科学について学んでいる様子を描いているのだろうか。

ファンの妄想をくすぐる様々な情報が入っており続報が待望されていたなかで、タートルズらしい小粋なロゴがお披露目され、徐々にヴェールを脱ぎ始めた本作への期待がいっそう高まる。

ローゲンは以前インタビューにて、「子供のころからの生粋のタートルズファンとして、(英語オリジナルタイトルにも入っている)“ティーンエイジ(=10代)”という部分がなぜかずっと頭から離れなかったんだ。ティーンエイジ映画が大好きな人間として、またティーンエイジ映画をたくさん作ってきた人間として、タートルズのティーンエイジの要素を突き詰めて映画をつくるというアイデアにものすごく惹かれてしまったんだ」と語っていた。

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