俳優の稲垣吾郎が出演するフジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』が、20日(21:00~)に放送される。

  • 稲垣吾郎=フジテレビ提供

心霊体験をした視聴者の証言をもとに、ゾッとする恐怖や心霊現象の不安に翻ろうされつつも立ち向かっていく姿を描く同番組。『ほん怖』クラブリーダーを稲垣が務め、小学生を中心に構成されたクラブメンバーと共に恐怖体験を紹介していく。

ドラマパートの1つ『非常通報』には、神尾楓珠がシリーズ初出演で主演。神尾が演じるのは、警備会社に勤める新人警備員の高橋亮太。ある日、亮太は先輩警備員の西田哲志と共に夜間業務をしていると、管轄内のシルバーセンターから非常通報が入る。深夜の通報に恐る恐る現場に向かう亮太だったが、通報現場に到着すると住人の山内一茂が苦しんでいた。すぐさま救急車を呼ぶも間に合わず山内は帰らぬ人となり、亮太は「自分がもう少し早く到着していれば…」と悔やむのだった。

そんなある日、亮太は恋人の如月美沙とデートしていると、美沙の母・郁恵から着信が。夕方にもかかわらず帰宅を促す連絡があり、亮太は美沙に不満をぶつける。言い合いになると美沙は先に帰宅しようと歩き出すが…亮太は美沙の様子がおかしいことに気付く――。

  • 神尾楓珠=同

コメントは、以下の通り。

■神尾楓珠
――『ほん怖』への出演が決まった際の感想を教えてください
『ほん怖』は小さいころから見ていた番組で、夏になると家族や友人と見ながら叫んだり楽しんだりするのが毎年恒例の行事になっていました。そんな『ほん怖』にまさか自分が出演できるとは思っていなかったので、とても光栄です。佐藤健さんの『汲怨(きゅうえん)のまなざし』や、本仮屋ユイカさんの『訪問者』は特に怖かった思い出があります…。

――脚本を読んだ感想は?
短いストーリーの中に盛りだくさんの内容と恐怖が詰まっています。「ゾッ」としたり「怖っ」と感じたりするポイントが1回だけでなく何度もあるので、最初から最後まであっという間に見終わってしまうぐらいの濃い内容になっています。

――神尾さんが最近体験した不思議体験はありますか?
なぜかいつも、トイレへ行った後に…ズボンのチャックを閉め忘れて出てきてしまうんです。忘れモノなど多い方ではないと思うのですが、そこだけは直らなくて…。だから毎回、収録本番前にはスタイリストさんに“チャックチェック”をしていただいています(笑)

――神尾さんにとって“夏の風物詩”はありますか?
子どもの頃から夏になると、祖母の故郷に親戚一同で集まる家族行事があったんです。でも最近はいとこもみんな大人になって忙しくなってしまったり、特に今は大人数で集まりづらい状況でもあるので、また親戚で集まれる日が来たらいいなと思います。みんなでわんこそばを食べた思い出が懐かしいですね。

――放送を楽しみにしている視聴者の方々へメッセージをお願いします!
本当に盛りだくさんの恐怖が詰まっていて、短編ではなく連続ドラマに近い感覚で楽しめると思います。リアルな恐怖感も楽しみにしてもらいつつ、普段はあまり見せることのない僕の驚いた表情にも注目していただきたいです!

■大野公紀プロデューサー
「ここ数年、ハロウィーンの時期に放送してきた『ほん怖』が4年ぶりに“真夏の夜”に帰ってきました!稲垣吾郎さん率いるほん怖クラブのメンバーに、暑い夜をさらに盛り上げていただきます。『ほん怖』ではタイトルの通り、実際に誰かが体験した心霊現象をドラマ化しています。学校、職場、家庭など、皆さんの身近な場所で起きたリアルホラーをご覧いただき、ぜひ夏の暑さや日常のモヤモヤを吹き飛ばしてください。そしてドラマパート『非常通報』の主人公は、令和を代表する注目の俳優・神尾楓珠さんです。誰に対しても優しいけれど、それが逆にアダとなってしまう――。そんな一見どこにでもいそうな、悩める新社会人を演じていただきます。数々の話題作で多彩な表情を見せる神尾さんは、この『ほん怖』がホラー作品初主演になります。今まで見ることのなかった神尾さんの新たな一面にぜひ注目してください!」

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