ソニー生命保険は7月27日、「家計防衛に関する調査」の結果を発表した。調査は6月9日~13日、18~69歳の男女(一人暮らしの未婚者、または、既婚者)1,000名を対象にインターネットで行われた。

  • 最近、値上がりを実感したもの

    最近、値上がりを実感したもの

最近、値上がりを実感したものを聞いたところ、「食品」(63.8%)と「ガソリン」(60.7%)が突出して高く、次いで「電気」(36.0%)、「日用品」(31.8%)、「ガス」(24.1%)が上位に。エリア別にみると、北海道・東北、北陸・甲信越、東海、中国・四国、九州・沖縄では「ガソリン」(順に71.0%、68.2%、71.3%、68.0%、68.6%)が最も高く、近畿では「食品」と「ガソリン」が同率(59.1%)となった。

  • 自身の家計に値上がりで大きな打撃を与えたもの

    自身の家計に値上がりで大きな打撃を与えたもの

また、自身の家計に値上がりで大きな打撃を与えたものを聞いたところ、「食品」(49.5%)、「ガソリン」(40.8%)、「電気」(27.5%)、「日用品」(18.2%)、「ガス」(16.8%)など、日々の生活に欠かせない品目が上位にあがった。

  • 生活費が不足しそうなときのやりくり方法

    生活費が不足しそうなときのやりくり方法

次に、生活費が不足しそうなときに、どのようにやりくりしているかを教えてもらったところ、「支出を最低限必要なものだけにする」(51.2%)、「預金・貯金を取り崩す」(40.2%)、「不用品を売る」(13.9%)、「親などに援助してもらう」(6.3%)、「単発バイト・日雇いバイトをする」(5.0%)が上位に。

年代別にみると、10代・20代では「不用品を売る」(19.5%)、「親などに援助してもらう」(16.0%)、「単発バイト・日雇いバイトをする」(12.5%)が他の年代と比べて高い傾向に。一方、60代では「預金・貯金を取り崩す」(46.0%)が他年代と比べて高くなった。