インテージは6月27日、「店頭販売価格の値上げ」に関する調査結果を発表した。調査は全国約6,000店舗より収集されている小売店販売データ、SRI+(全国小売店パネル調査)をもとに算出されている。

調査結果は以下の通り。まず「食品の平均価格トレンド(2020年比較、スーパーマーケット)」を見ると、キャノーラ油が2020年平均に比べ1.5倍まで高騰し、「サラダ油」(128%)、食用油を材料にする「マヨネーズ」(120%)も大幅な上昇となっている。

また「醤油」(111%)、「砂糖」(110%)、「ケチャップ」「ジャム・マーマレード」(105%)という結果も分かった。

  • 食品の平均価格トレンド(2020年比較、スーパーマーケット)

そして、「食用油の平均価格トレンド(1kg当たり、スーパーマーケット)」を見たところ、キャノーラ油の今年5月は前年同月と比べて、販売容量が74%と4分の3ほどに減少している。

  • 食用油の平均価格トレンド(1kg当たり、スーパーマーケット)

さらに、生活雑貨ではシャンプー、ヘアーリンス、歯磨き粉なども店頭価格は上昇している。

  • 日用雑貨の平均価格トレンド(ドラッグストア)