プラネットは7月11日、「値上げに関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月31日~6月3日、20代〜70代以上の男女4,000名(男女各2,000名)を対象にインターネットで行われた。

  • この1年で、日用品・化粧品の値段に変化を感じますか?

    この1年で、日用品・化粧品の値段に変化を感じますか?

「この1年で、日用品・化粧品の値段に変化を感じますか?」と聞いたところ、「値上がりしていると感じる(とても+少し)」と答えた人の割合は、78.0%と8割近くに達し、5割に満たなかった1月調査時から大きく増加していることがわかった。

「値上げによって家計に影響のあったもの」は、「食料品」(62.7%)、「水光熱費」(51.0%)、「ガソリン」(50.5%)、「日用品・化粧品」(29.4%)が上位に。「今後ずっと値上がりしそうだと思うもの」も同順位となり、いずれも5割を超えた。

「許容できる値上げ幅」は、「3%未満」(34.5%)や「3%以上5%未満」(27.6%)、「5%以上10%未満」(25.8%)と回答した人が多く、特に、「シャンプー」(79.1%)、「トイレットペーパー」(78.4%)、「歯磨き粉」(78.3%)、「衣類用洗剤」(75.4%)、「歯ブラシ」(74.6%)といった日用品に関しては、たとえ1割値上がりしたとしても「買い続ける」という人が多い傾向に。理由を聞くと、「気に入っているから」(49.1%)、「機能がいいから」(33.1%)、「昔から使っているから」が上位に並んだ。

  • これまでよりも節約しようと思いますか?

    これまでよりも節約しようと思いますか?

次に、「商品の値上げを受けて、これまでよりも貯金を増やそうと思いますか?」と尋ねたところ、57.5%が「そう思う(とても+少し)」と回答。ただし、男女ともに「70代以上」ではその割合が低く、3割に満たなかった。また、「これまでよりも節約しようと思いますか?」と聞くと、81.5%もの人が「そう思う(とても+少し)」と回答。貯金を増やす以上に、節約しようと考える人が多いことが明らかに。

さらに、「現在、あなたは家計が苦しいと感じていますか?」と質問したところ、51.3%が「はい」と回答。特に、働き盛りの40代・50代で割合が高かった。