お供え物を揃えたり、実家に帰る予定を立てたり、そろそろ今年のお盆に向けて準備をしないと……と思う季節になりました。

大阪市西淀川区の「菓子工房シュクルリ」(@Sucreries_info)さんも、お盆に向けて準備を進めているそうですが……。

そろそろお盆のケーキも用意していかなきゃね!

去年何故かバズった卒塔婆とドクロ を乗せた青リンゴのムース〝野ざらし〟(@Sucreries_infoより引用)

  • (@Sucreries_infoより引用)

お盆シーズンに向けて菓子工房シュクルリさんが準備しているのは、爽やかな緑色が美味しそうな青リンゴのムース……ですが、ムースの上には卒塔婆とドクロ、そして一輪の花が供えられています。しかもこちらの商品名は「野ざらし」。風雨にさらされて白骨化した頭蓋骨のことを「野ざらし」とも呼びますが、まさかケーキの名前になるなんて……。

菓子工房シュクルリさんが手掛けるケーキ「野ざらし」のツイートには、「もうお盆がハロウィン感覚ですね」「なんでそんなことするん……(褒め言葉)」「何処から食べるべきなんでしょうね」「ばあちゃんの仏壇に供えたら、卒倒しそうやな」と興味を持つ方が続々。6.9万件のいいね、1.9万件のリツイートと大きな話題になっています(7月27日時点)。

また「野ざらし」という名前にも反響が。「ネーミングセンス最高です」「物騒なデザインに物騒なネーミング、最高」「造形の素晴らしさとネーミングのセンスwww」と、突っ込みつつも秀逸だという声も。一度見て、名前を聞いたら忘れられれないインパクト大なスイーツです。

そして気になるのはケーキのお味。中身は何が入っているのでしょうか。投稿者である菓子工房シュクルリさんに、開発のアイデアや中身について伺いました。

投稿者に聞いてみた

――可愛らしくもちょっと怖い「野ざらし」、作ったアイデアのきっかけは?

元々ハロウィンが大好きで、その時期にはちょっと気持ち悪くてちょっとグロテスクなお菓子を作っていたのですが、ふと「〝お盆〟ってハロウィンと一緒じゃない?」と思いお盆をテーマにしたジャパニーズホラーっぽいケーキを作ってみようとしたことがきっかけです。

――青りんごのムースとのことですが、中にはどんな具材が入っているのでしょうか。

中にはキャラメリゼソテーした角切りのリンゴが入ってます。卒塔婆や花、ドクロは色を付けた手作りチョコレートです。

――こちらは今年も販売される予定でしょうか。

8月頭くらいから発売予定です。


ちょっと怖くてユニークな「野ざらし」をはじめ、菓子工房シュクルリさんでは様々なスイーツを手掛けられています。なかでもイチオシの商品は「推しメレンゲ」。カラフルな15色のメレンゲで「推しのカラー」を作れるとのことで、イベントの手土産や差し入れ、推しの布教にも使えそう。

  • (@Sucreries_infoより引用)

  • (@Sucreries_infoより引用)

コロっとかわいらしいメレンゲは、単色はもちろんのこと、2色3色と組み合わせたものも。こちらは菓子工房シュクルリさんのネットショップでも購入できます。

なお「野ざらし」もネットショップでの販売を予定しているそう。大阪の店舗になかなか行けないけど気になる! という方は、通販がスタートしたらチェックしてみてはいかがでしょうか。