やっぱリュウジさんはスゴい……。数々のバズレシピを世に送り出してきた料理研究家のリュウジさんだが、あらゆる名作の中でも、特に今の時季は「無限油そうめん」が最強に美味い。
昨年、YouTubeチャンネル「料理研究家リュウジのバズレシピ」にアップされた、「正直、もうめんつゆに戻れない旨さです。「うますぎてもはや飲める【無限油そうめん】『Infinite salt oil somen』」は、この約1年の間に363万回もの再生数を稼いだ超人気動画だ。昨夏、実際に作ってみたが、その美味さに感動したのを今もよく覚えている。
今年もそうめんの時季がやってきたので、久しぶりにこの無限油そうめんを作ってみたところ……やっぱりめちゃくちゃ美味い!リュウジさんのスゴさを再認識するとともに、やはりこのレシピはもっと広まるべきだと感じたので、ここでその作り方をご紹介したい。
363万回再生は伊達じゃない!絶品「無限油そうめん」の作り方
リュウジさん曰く、無限油そうめんは塩味と出汁が効いた“和えそうめん”。用意する食材は比較的シンプルで、以下のとおり。
【食材】
そうめん…100g(2束)
白だし…大さじ1と小さじ2(小さじ5)
水…大さじ1と半分
砂糖…小さじ1/3
ごま油…大さじ1
にんにく…半片
小ねぎ
卵
黒胡椒
ラー油
いりごま
ではさっそく、無限ダレを作る作業からスタート。まず、白だし大さじ1と小さじ2をボウルに入れる。白だしのメーカーに指定はないが、食塩の割合が100mlあたり10g前後のものを使うのがオススメだそうだ。
さらに、砂糖小さじ3分の1を入れる。甘みがちょっと付いていたほうが、味に奥行きが出るらしい。
続いて、ごま油大さじ1を投入。ううっ、もうこの時点で美味しそうだ……。
次に、水を大さじ1杯と半分をプラス。水を入れないとタレが濃くなりすぎてしまうらしい。
ここにおろしにんにくを2gくらい投下し、よく混ぜる。これで無限ダレは完成!早っ!!ちなみに、今回はボウルで作ったが、最初からそうめんを食べる器でタレを作ってもいいようだ。むしろそのほうが洗い物も減るし、楽っちゃ楽だろう。
それでは、いよいよそうめんを茹でていく。そうめんの茹で時間は商品の指定どおりでよし。もし、具がほしい人はここで一緒に豚バラなどを茹でておくといいようだ。
茹で終わったらザルにあけ、水道水で粗熱を取ったあと、氷水でよ〜く冷やす。
そうめんがキンキンに冷えたら、丁寧に水を切る。この作業を怠ると、タレが薄まってしまって味が落ちるので、水切りは念入りに行おう。
水を切ったそうめんは無限ダレの入ったボウルにイン。タレとよく和えたら器に移す。
ここからはトッピングを加えていく作業に移る。いよいよ完成間近だ。まずは小ねぎをいい感じに散らす。
さらに、卵黄を真ん中に添える。
余った卵白は耐熱マグカップに移し、白だし小さじ2杯、水90ccを入れ、600Wのレンジで1分20秒ほど加熱すれば「和風浮雲スープ」が出来上がる。余った小ねぎも乗せちゃおう。そうめんの付け合せにピッタリだし、卵白も無駄にならないのでおすすめだ。
最後に、そうめんにいりごまを散らし、ラー油(好みの量)をかけたら……
完成!!
おお〜……めちゃくちゃ美味しそうだ。
それではさっそくいただこう。まずは卵黄を崩さずに一口、いただきます!
うっっっっっっっっっっま!!!!衝撃的な美味さ!!1年ぶりに食べたけど、めっちゃくちゃ美味い!!
白だしを使った料理は割と上品な味付けになりがちだが、この無限油そうめんはごま油とにんにくの風味が豊かなので、とてもパンチが効いている。白だしとごま油って、こんなにも合うのか……。
それでは卵黄を崩してみよう。うわ〜、美味そう……!いただきます。
激ウマ!!!!
卵黄の濃厚な旨みがそうめんに乗って、よりまろやかで食べごたえのある味わいに進化した。それでも白だし、にんにく、ごま油の風味はバチッと効いていて色褪せることがない。完璧でしょこれ。
リュウジさんの動画のタイトルにもあったが、マジでもう普通のめんつゆには戻れないかもっていうくらい美味しい。本当にいくらでも食べられそうだ。「無限油そうめん」とはよく名付けたもので、このヤミツキ度合いはハンパではない。
リュウジさんはレモン汁、黒胡椒での味変もおすすめされていた。確かにレモンをかけると酸味が加わり、まったく違う表情になる。黒胡椒もピリリッと効いていいアクセントになっている。
そうめんの出番が多くなるこの時季、さすがに毎日のようにめんつゆで食べていると、いくらなんでも飽きがくるだろう。ぜひ「無限油そうめん」をレパートリーに加え、美味しいそうめんライフを楽しんでほしい。
