100円回転寿司として人気を集めるスシローだが、先日ついに価格改定を発表し、10月から最低価格が税込110円から120円へと10円値上がりする。たったの10円、されど10円。あのスシローがついに値上げという衝撃は大きい。しかし、この夏は値上げ前に最後の110円皿を大量放出! 「得ネタ満載、スシローの夏! スシロー100円(税込110円)祭」の第一弾が始まった。

価格改定前の大盤振る舞いとして、大切り・大盛り・てんこ盛りなどお得ネタを一気に提供する今回のフェア。第一弾の期間は7月13日から7月31日までと、夏休みもお得なフェアが続くようだ。さらに大人に嬉しい生ビールジョッキ半額(528円→264円)も同期間で開催。ビールを片手に注目商品をチェックしていこう。

  • まずはビールで乾杯

もうすぐ土用の丑の日! うなぎネタ目白押し

  • 「大切りうなぎ」(110円)

まずは「大切りうなぎ」(110円)。うなぎかつ大切りとなると、赤皿や黒皿になるイメージだが、今回は110円の黄皿で登場。サイズ感も大切りとあって申し分なく、ふっくら焼かれた身の柔らかさと香ばしさは絶品。

  • うざく包み」(110円)

土用の丑の日ももうすぐということで、うなぎネタが多めのよう。「うざく包み」(110円)は、関西地方で土用の丑の日に食べられることの多いといわれている、うなぎにきゅうりの酢漬けをトッピングした「うざく」を包みにしたもの。酢で漬けることでほのかな酸味があり、身の甘みが引き立っている。きゅうりのシャキシャキした食感もよく、さっぱりと食べられる。

  • 「う巻きにぎり」(110円)

そしてうなぎを卵焼きで包んだ「う巻きにぎり」(110円)は、出汁たっぷりの卵焼きにふわふわのうなぎを同時に味わえる一皿。うなぎ×卵でスタミナが付きそう。何もかけずにそのまま食べるとうなぎの旨みと卵の甘さをしっかりと味わえる。醤油をちょっぴりたらして食べるのもおすすめ(素材の味を楽しむならかけすぎに注意!)。

  • 「夏だ! スタミナうなぎづくし」(638円)

  • 「うなきゅう巻き」(165円)

ちなみに、110円ではないが、うなぎネタには力を入れているようで「夏だ! スタミナうなぎづくし」(638円)は、うなぎの肝串に蒲焼き、細巻と3種食べ比べができる一皿も。肝串は濃厚で旨みが強く、しっかりスタミナが付きそうだ。そして「うなきゅう巻き」(165円)は、うなぎときゅうりを合わせて細巻にしたメニュー。甘めのうなぎのタレときゅうりのシャキッと感が食べやすく、おつまみのようにパクパク食べられた。

  • テイクアウト限定で、「うな丼シングル(5枚)」640円、「うな丼ダブル(10枚)」1,080円、「うな丼トリプル(15枚)」1,520円を販売していた

さて、110円皿の紹介へと戻ろう。「大切りびんちょう」(110円)は、びんちょうまぐろを期間限定で大切りサイズで提供。しかも2貫で110円皿とかなりの大盤振る舞いだ。「大切りねぎまぐろ」(110円)は、まぐろ身の粒感を感じつつ、とろりとした食感も味わえる絶妙な叩き具合。どちらもまぐろをたっぷりと食べられる一皿。

  • 「大切りびんちょう」(110円)

  • 「大切りねぎまぐろ」(110円)

「てんこ盛りしらす軍艦」(110円)は、こぼれんばかりのしらすがたっぷりと盛られていた。口いっぱいに頬張ると、ふっくらとして旨みのあるしらすを思いっきり味わえる。豪快に一口で食べるとよりダイレクトに味を楽しめるのでおすすめ。

  • 「てんこ盛りしらす軍艦」(110円)

てんこ盛りなネタもかなりお得なボリューム!

110円皿も魅力的だが、今回インパクト大だったのは「ローストビーフマウンテン」(330円)と、「えび天マウンテン」(330円)。マウンテンの名の通り、山のように具材が盛られたかなりボリューミーなメニューだ。

  • 「ローストビーフマウンテン」(330円)

「ローストビーフマウンテン」は、しっとりとしたローストビーフがしゃりが見えないほど盛られ、その上に大根おろしとねぎをトッピング。肉らしい旨みをがっつり味わいつつ、大根おろしがあるので口の中をさっぱりさせながら食べ進められる。

  • 、「えび天マウンテン」(330円)

そして「えび天マウンテン」(330円)は、えびの天ぷらが組体操でもしているかのように組まれ存在感を放つ一皿。軽い気持ちで頼んだら、想像以上にデカ盛りな皿が出てきて正直びっくりした。甘ダレにとびこ、タルタルソースといろいろトッピングされているので、飽きずに食べられるのは高ポイント。えび天を思いっきり食べたい方にはぜひ挑戦してもらいたい。

期間限定商品から注目メニューをピックアップ

続いては、新商品として販売されているメニューから注目商品をピックアップ。こちらは有名駄菓子とコラボした「まぐろビッグカツ」(110円)。

  • 「まぐろビッグカツ」(110円)

誰もが一度は目にしたことある「ビッグカツ」を寿司ネタにしてしまったコラボメニュー。まぐろでできたビッグカツはビッグすぎて下にしゃりが隠れていることに気づかないほど。揚げたてのサクサクなカツは、あのビッグカツの味付けに近くクオリティ高め。ビールが進む味わいだ。

  • 「海南鶏飯ロール」(165円)

「匠の一皿プロジェクト」という、名店の匠が新商品を開発するメニューからは「海南鶏飯ロール」(165円)が新登場。人気中華料理店「イチリンハナレ」の齋藤シェフが考案したもので、シンガポール料理の「海南鶏飯」を寿司にアレンジした斬新な一皿。蒸し鶏にザーサイ、きゅうりと具だくさんで、ピリ辛な味付けはアジアンな仕上がりに。

  • 「鹿児島県産タマクエ」(330円)

聞きなれない魚「鹿児島県産タマクエ」(330円)は、近年新たに生まれた「タマカイ」と「クエ」のハイブリッド魚。スシローで取り扱うのは初めてのようだ。上質な身で知られる高級魚クエと大きく育つタマカイを掛け合わせた「タマクエ」は、弾力がありしっかりした身質ながら、クエっぽい上品な味わいも感じられる。

  • 「マーメイドパフェ~ハワイアンブルー味~」(308円)

ラストは「マーメイドパフェ~ハワイアンブルー味~」(308円)。お腹いっぱいになってもスイーツは別腹。貝殻やパールがトッピングされた夏らしいパフェをいただいた。ハワイアンブルーの爽やかな甘さで、シャーベットやゼリーにパールチョコと食感も楽しく、つるんと食べられる。貝殻はモナカでできているようだ。

思わず食べたくなるネタがたくさんだったスシロー。マウンテンな2皿は、これだけでお腹いっぱいになれるほどのボリュームでお得感満点だった。ラストの110円皿が提供される夏。お得にお腹いっぱい寿司を味わってみてはいかがだろうか。