東京メトロは7日、銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線で2022年8月27日にダイヤ改正を実施すると発表した。丸ノ内線の池袋~荻窪間では、利用状況に合わせた運転本数の見直しを行うほか、平日朝に新宿駅発着で運転される列車を中野坂上方面へ延長する。

  • 東京メトロ丸ノ内線の車両2000系。丸ノ内線はダイヤ改正に合わせ、中野坂上~方南町間も含む全区間で6両編成に統一する予定

ダイヤ改正後、日中時間帯にあたる平日10~15時・土休日10~20時において、池袋~中野坂上間で中野坂上方面・池袋方面をそれぞれ1時間あたり現行の13本から12本(毎時1本減)、中野坂上~荻窪間で荻窪方面・中野坂上方面をそれぞれ1時間あたり現行の11本から10本(毎時1本減)に変更。その他の時間帯も、減便を中心とした運転本数の変更を予定している。

平日朝(6~10時)は、池袋~新宿間で新宿方面を7時台に現行の25本から24本(1本減)、8時台に31本から28本(3本減)、池袋方面を7時台に現行の24本から23本(1本減)、9時台に現行の23本から22本(1本減)に変更。一方、新宿~中野坂上間では、平日8時台に新宿駅発着で池袋方面へ折り返していた列車(現在は新宿行・新宿発を各4本運転)の運転区間を中野坂上方面へ延長することにより、同時間帯の新宿方面・中野坂上方面をそれぞれ現行の24本から27本(3本増)に増やす。

新宿~中野坂上間の平日9時台は、新宿方面を現行の20本から19本(1本減)、中野坂上方面を現行の28本から26本(2本減)に変更。中野坂上~荻窪間も、中野坂上方面を8時台に現行の18本から17本(1本減)、9時台に現行の15本から14本(1本減)、荻窪方面を8時台に現行の17本から15本(2本減)、9時台に現行の15本から14本(1本減)に変更する。

平日夕夜間(17~21時)は、池袋~中野坂上間で中野坂上方面を17・18時台にそれぞれ現行の25本から24本(毎時1本減)に変更するほか、19時台に現行の24本から23本(1本減)、20時台に現行の18本から17本(1本減)に変更。池袋方面も17~19時台にかけて、それぞれ現行の25本から24本(毎時1本減)に変更する。中野坂上~荻窪間も、中野坂上方面を18時台に現行の19本から18本(1本減)、荻窪方面を19時台に現行の18本から17本(1本減)に変更する。

土休日の朝(6~10時)も減便。池袋~中野坂上間で中野坂上方面を8・9時台にそれぞれ現行の15本から12本(毎時3本減)に変更するほか、池袋方面を7時台に現行の12本から11本(1本減)、8時台に現行の15本から12本(3本減)、9時台に現行の14本から12本(2本減)に変更。中野坂上~荻窪間も、8・9時台の中野坂上方面・荻窪方面をそれぞれ現行の12本から10本(毎時2本減)に変更する。

なお、丸ノ内線では8月27日のダイヤ改正に合わせ、中野坂上~方南町間で3両編成の02系による運転を取りやめ、全区間の列車を6両編成に統一することも発表している。