消費者庁のTwitter(@caa_kodomo)では、毎年死亡事故が発生している「不慮の事故」の上位である子どもが溺れる事故に対して注意喚起を行っている。
【水の事故に注意】
いよいよ夏本番。楽しい水遊びは、溺水の危険も。
○浅くても溺れる
○静かに溺れることも子どもだけで水に近づく危険な状況を減らし、水に入る時は目を離さず手の届く範囲で見守りを!
水辺のレジャーはライフジャケット 滑りにくいかかとのある履物を
(@caa_kodomoより引用)
消費者庁では子供が溺れる例として、以下のことを挙げている。
水深が浅い場所でも溺れることがある
口と鼻が水に浸かると呼吸ができない。5分以上続くと脳に後遺症が残るおそれがある。
溺れるときは声や音を出さずに静かに沈むことがある
早急な対応が求められる溺水だが、近くにいたとしても、ずっと見ていなければ気付くことができない可能性もある。
少しの時間、少しの水量だからと油断は禁物。水に入る場面では大人が目を離さず手の届く範囲で見守り、助けられる/周囲に助けを求められる状況を確保するようにしたい。
そのためには、以下のような工夫と事前の準備が大切である。
・子どもだけで水に近づく状況を減らす
例:入浴後の浴槽の水を抜く/浴室にベビーゲートを設置する/洗濯機はチャイルドロックを活用する/バケツやビニールプールなど水を溜めたままにしない/立入禁止のため池・用水路・排水溝等では遊ばないよう日頃から話しておく/帽子やサンダルなどの持ち物が流されても取りに行かないことを約束しておく など
・危険な場所には近づかない・近づかせない
例:危険を示す掲示板があるところは近づかない/離岸流が発生しやすい場所には近づかない(河口付近、堤防沿い等の人工物付近、岩場など)/プールの排水口や水上設置遊具等の下に近づかない/ため池や用水路などで危険な個所を見つけたら管理者に連絡する など
・適切に見守る/安全管理が行われている場所を選ぶ
例:大人が洗髪するときは子どもを浴槽から出す/子どもだけで入浴しない/監視員やライフセーバー等が常駐する海水浴場の遊泳エリアやプールを選ぶ/体調の変化に気を配る など
・季節や天候に気を付ける
例:天気予報、川の水位や海の安全情報を確認する/上流の雨による急な増水、用水路の水量が多い時期に注意する/沖に向かって吹く風に注意する/暗くなる前に水から離れる など
・事前準備を忘れずに
例:準備運動を行う/水辺でのレジャーではライフジャケットを着用し、滑りにくく脱げにくいかかとのある履物を履く/いつでも助けを呼べるように携帯電話を持参する など
・もしもに備えて日頃から
例:救命講習を受講する/着衣泳やライフジャケット着用の体験教室に参加する/水辺の安全について学習できる資料やサイトを子どもと一緒に見る など
詳細は消費者庁のHP「水の事故に注意―子どもだけで水に近づく危険な状況を減らして見守りを!」にて確認ができる。
【水の事故に注意】
— 消費者庁 子どもを事故から守る! (@caa_kodomo) June 28, 2022
いよいよ夏本番。楽しい水遊びは、溺水の危険も。
○浅くても溺れる
○静かに溺れることも
子どもだけで水に近づく危険な状況を減らし、水に入る時は目を離さず手の届く範囲で見守りを!
水辺のレジャーはライフジャケット 滑りにくいかかとのある履物をhttps://t.co/l6UwdjXyoM pic.twitter.com/JIYZ3kW2Pv