タレントの中居正広、お笑い芸人の劇団ひとり、社会学者で作家の古市憲寿氏が、企画と制作を手掛けた絵本『パリン グリン ドーン』(マガジンハウス 1,760円/32ページ B5変型)が30日、発売された。
テレビ朝日系『中居正広のキャスターな会』(毎週土曜12:00~)から生まれた絵本企画の第2弾となる同作。2020年11月発売の第1弾『♪ピンポンパンポンプー』に続いて監修・キャラクター原案を中居、キャラクターデザインをひとり、文を古市氏が手掛け、半年以上にわたって制作された。
前作『♪ピンポンパンポンプー』で中居が描いた不思議なキャラクター・なさいくんが主人公の物語。2022年4月9日放送『中居正広のキャスターな会』で第2弾の発売が明らかになると全国書店やネット書店からの予約注文が殺到し、発売前に5万部を突破した。
コメントは以下の通り。
■中居正広
エンタメって、それを手に取ってくれた人が、少しでも機嫌良くなってもらえたらいいなというものだと思うんです。だから、感動とか衝撃とかっていう、大きなものじゃなくていいから、読んだ日にちょっとだけ機嫌が良くなってもらえたらうれしいですね。
■劇団ひとり
このお話は、とても壮大で、そこにメッセージ性もしっかりあるんですけど、なさいくんが何者なのかがよく分からない。でも、実はその分からないことが最大の魅力で、きっとワクワクしながら楽しんで読んでもらえるんじゃないかと思います。
■古市憲寿
なさいくんとは一体何者なのかを考えていたら、壮大な物語になってしまいました。いたずら好きで、優しいなさいくんが、愛おしくなると思います。ページをめくるだけで楽しい絵本になりました。