JR東日本盛岡支社は29日、未来の鉄道ファンを増やすことを目的に、JR東日本盛岡車両センターSL検修庫、盛岡運輸区、盛岡総合訓練センターを巡る親子向けの体験イベントを8月9日に実施すると発表した。

  • 「SL銀河」の蒸気機関車(提供 : JR東日本盛岡支社)

盛岡車両センターSL検修庫では、「SL銀河」で使用される蒸気機関車の見学と写真撮影、SL検修員による蒸気機関車の説明と見学、乗務員によるSLクイズ、ナッパ服を着用して「SL銀河」の蒸気機関車を背景に写真撮影など実施する。

盛岡運輸区では、施設内にて起床装置、点呼、シミュレータ、きっぷ販売体験などを通して乗務員の1日の流れを体験。シミュレータは仙北町駅から矢幅駅まで2駅分を運転できる。盛岡総合訓練センターでは、乗務員が実際に訓練で使用するシミュレータを用い、運転士と車掌が普段行っている操縦やドア開閉、車内放送を体験。SOSブザーや踏切支障報知装置を実際に押し、鉄道のしくみや安全についても学べるという。

  • 運転操縦体験のイメージ(提供 : JR東日本盛岡支社)

8月9日に午前の部(9時30分から12時30分まで)・午後の部(14~17時)の2回を開催。申込みは7月8日10時から、「JRE MALL」盛岡支社にて、小学生と20歳以上の保護者2名1組を各回先着8組(16名)受け付ける。参加費用は1組2万円となる。