タメニーは6月23日、「ジェンダー別役割」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月6日~9日、20~39歳の未婚男女2,400名を対象にインターネットで行われた。

  • ジェンダー別の役割についての考え方

    ジェンダー別の役割についての考え方

はじめに、ジェンダー別の役割について自身の考えに当てはまるものを選んでもらったところ、男性では「男性が重いものを持つ」(36.8%)が、女性では「女性は化粧をする」(30.9%)がそれぞれ高い結果に。それ以外の項目はすべてで20.0%以下となった。

一方、「当てはまるものはない」と回答した男性は43.2%、女性は42.9%とどちらも最多に。結婚する前では、男女共に日常の中でジェンダー別の役割を意識している人はそれほど多くないことが見てとれた。

  • 役割分担についての考え方

    役割分担についての考え方

続いて、仕事や家庭において、性別による役割分担をした方がいいと思うかを聞いたところ、34.0%が「男女で役割分担をした方がいい」と回答。「年齢」(5.5%)、「学歴」(3.4%)、「年収」(6.0%)、などで役割分担をした方がいいと考える人はそれぞれ1割に満たなかった。

  • 相手から望まれたら専業主夫になりますか?

    相手から望まれたら専業主夫になりますか?

また、もしも、相手から「自分が稼いでくるので専業主夫になってほしい」と言われたらどうするかを聞いたところ、49.2%が「専業主夫になる」と回答。そのうち、「条件なしで専業主夫になる」と回答した人は41.7%。「お相手の年収が500万円以上だったら専業主夫になる」と答えた人は34.9%、「お相手も家事育児に参加してくれるなら専業主夫になる」という人は25.1%だった。女性が結婚相手に求める条件と同じように、相手の年収が相応であれば、家事育児に協力してくれるなら、男性でも専業主夫になって家庭に入りたいと考えている人が半数いることが分かった。