実は意味を間違えている言葉、案外と多いんじゃないでしょうか。「いやいや、私は大丈夫」という人こそ、見てほしいのが下の表。あなたはいくつ正しく理解していますか?

実は意味を間違えている人が多い言葉をまとめてみました。例文も追加するので参考になれば幸いです。

  • (Twitter けんたろ@kenlife202010 より引用)

筆者もライター稼業のはしくれとして文章などを書いたりしていますが、まったく反対の意味に理解していた言葉もありました。情けない…。同じように思ったフォロワたちも多かったようです。

「げきを飛ばす!思いっきり勘違いしてました」「最初の『さわり』から間違って捉えてました」「昔言った『わたしには役不足です』は相手が同じく勘違いしてくれることを祈るばかりです」「辛党ってそうだったんだ!?」「ジンクスの間違え方が立ち直れないレベルなんですけど…マギャクw」など。一方で「時代が進むにつれて意味が多少変わっただけ」という声も。投稿者のけんたろさんにお話を伺いました。

■投稿者さんに聞く

……どんなきっかけで「意味を間違いやすい言葉」に注目しましたか。

クイズ番組で「この日本語正しい?」というクイズがあったので、他にもどんな言葉があるだろうと調べると文化庁が定期的に国民の言葉に対する意識調査をしており面白いなと思いました。

……けんたろさん自身は間違えていた意外な言葉はありましたか。

「さわり」「失笑」「潮時」「敷居が高い」などは元々は間違って使っていました。今は相手とのコミュニケーションに齟齬が生まれないようになるべく使わないようにしています。

……印象的なリプライなどありましたか。

「言葉は時代と共に変化していくものだから多数派が正解だ」というコメントがかなりあったのが印象的でした。気持ちもわかりますし、いずれはそうなっていくかもしれませんが、現時点では正しい意味を知ったうえでコミュニケーションの文脈から読み取るのが大事だと思います。「天地無用」などは間違えては大変ですが笑

……作る上で苦労・工夫した点はありますか。

辞書によって俗語としてすでに加えられていたり、はっきり誤りとして記載するものがあるのでグレーゾーンの言葉が難しかったです。全部の辞書を見ているわけではないので、今回の「間違い」としているものも辞書に載っているものもあるかもしれません。また、工夫としては例文を別図解で投稿したことです。使用例がある方がわかりやすいですから。

今回意味が実は違う言葉を知ってもらったうえで、今後これらの言葉を使うときに注意するキッカケになれば幸いです。

▼実は意味を間違えている人が多い言葉をまとめてみました。例文も追加するので参考になれば幸いです。