元℃-uteで歌手の鈴木愛理が23日、都内で実施されたABEMAオリジナルドラマ『ANIMALS-アニマルズ-』(初回6月23日21:45~)の合同取材会に本田響矢、村上愛花、星乃夢奈(ゆな)とともに出席。自身の強みについて「体力は誰にも負けません。一度も仕事を休んだことがないです」と述べた。

  • 左から村上愛花、本田響矢、鈴木愛理、星乃夢奈

同作は、恋も夢も忘れ、ブラック企業で懸命に働く“幸せ迷子のズタボロ女子”の鹿森海(しかもり・うみ/鈴木)が、最高の自分に生まれ変わろうとする大逆転ラブストーリー。夢も恋もズタボロの状況から、絶世の美女に大変身を遂げて運命を変える様を描く。

鈴木は今作で、生意気な年下カメラマン・長嶺風緒(本田)と恋愛下手な年上社長・榊圭祐(白洲迅)の間で揺れ動く恋心を表現する。

鈴木は「人間力がとても大事になってくる作品」と評し、「本当に私は、自分の心に嘘のないように海ちゃんを演じられるように『素直にまっすぐ一生懸命、現場に毎日通おう!』とそれだけを思って演じさせてもらいました」と話した。

連続ドラマの初主演であることに触れて「自分にやらせてもらえるお仕事だと思っていなかった。ソロになってからは、自分が想像しなかったチャンスが降ってくる。(ソロになって)この4年間、多いなという印象がある。いつどんなチャンスが来ても、チャンスとちゃんとつかめるように、体調管理とメンタルを保っていこうと思います。『なんでもやります!』 みたいな感じです」とニッコリ。

ラブストーリーである本作にちなんで、キュンとしたエピソードを問われると「ちょっと前なんですけど、まだイベントとかでファンの方と会えるタイミングがあったときに、昔からのファンの方が子どもを産んで、遊びに来てくださったんです。その小さい、4歳くらいの男の子に『愛理! 将来おれと結婚しようよ!』と言われたときは『かわい~!!』と思いました。あのときは『食べてしまいたいな』と思うくらいキュンキュンしました(笑)」と興奮気味に話した。

”誰にも負けられないこと”を問われると、4人の中でいの一番に手を挙げて「体力は誰にも負けません!」とキッパリ。「6月30日で、この世界(芸能界)に入って20周年になるんですけど、一度も仕事を休んだことがないです。根性と体力だけは誰にも負けないっていうのは、自分の強み。胸を張って、自信を持って言えることです」と自負した。

続けて、芸能生活20年という節目を迎える今の心境は「すごく不思議な感覚。8歳からこの世界にいる。もう、小学校2年生から。そうなると、お仕事が生活の一部。『お仕事と学業の両立どうやってるんですか?』とよく聞かれるんですけど、両立することしかしてこなかったので、ある意味幸せといいますか、その状況が当たり前だから大変だと思わない。色んな方の支えがあって今の自分がある。振り返ったら、最短で4日くらいかかるかな、というくらい思い出がある」とほほ笑んだ。

それでも「いまだに『前に進みたい』という気持ちがありますし、ドラマの現場みたいに分からないことがあり、叱ってくれる人がいたりすることが幸せだなと今でも毎日思う。20年と言うと長く聞こえますが、まだまだだな、と思います」と目を輝かせた。