お笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじが18日、YouTubeチャンネル「今田耕司 公式『今ちゃんねる。』」に出演。動画「今田耕司×千原せいじ ノーカット対談 〜芸人老後計画〜 後編」内で、講演会で話す際のコツについて語った。

千原兄弟・千原せいじ

海外経験が豊富で、講演会の機会も多いせいじ。「マネージャーも要らんし、ひとりで飛行機乗って行って」「迎えに来てもらって『こんにちは』言うたら、『先生!』言われて」「1時間か1時間半喋って『お疲れ様でした』って。なんも疲れてへん」「最高やなって」と話す。

この話を聞いた今田が思わず「よし、やろう講演!」と前のめりになるが、せいじは「あんまり無邪気なこととか言うたらあきまへんで」「ちゃんとしたこと言わな」と制止したうえで、講演会のコツを明かしていく。

まず一つ目は、相手から求められた話だけをするということ。主催者はオファーの段階で念入りに下調べしてくることが多いようで、せいじは「(今田さんも)その話だけしてください」と伝える。

二つ目は、笑いをとりに行かないということ。これは今田も共感するところがあるようで、『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系)で林修から受けたインタビューを例に挙げる。司会術について真面目に語ったこの回は今田にとっては手応えがなかったが、蓋を開けてみると「評判めっちゃ良かった」と言い、「芸人やからモジモジして」「そろそろひと笑いとか思ってまうやろ? そんなん要らんみたいやな」と振り返った。

それに対し、せいじは「要らないです。結構真剣に聞いてはる人がいるんでスベります」とキッパリ。今田が「人生のヒントを探しに来てるねんな」「なんか自分も参考にできることないかなって」と相槌を打つと、「そう。メモとかしてる人もいますから」と話していた。