フジテレビ系ドラマ『元彼の遺言状』(毎週月曜21:00~)に出演する大泉洋、関水渚、望月歩、浅野和之がこのほど、クランクアップを迎えた。きょう20日の第11話は「麗子失踪編」と題し、麗子(綾瀬はるか)不在の中、事務所に舞い込んできた厄介な案件に篠田(大泉)や紗英(関水)たちが奔走する。

  • 大泉洋=フジテレビ提供

この日は「暮らしの法律事務所」でのシーン。麗子が突然失踪し、置いてきぼりを食らってしまった篠田のもとに紗英、黒丑(望月)、津々井(浅野)が集い、事務所のテーブルを囲って会話するというシーンだ。仲むつまじく和気あいあいと撮影は進み、息の合ったコミカルな会話劇が展開される。撮影の合間には談笑する4人の姿があり、撮影を通じて確固たるチームワークを築いてきたことがうかがえる。

まずは、浅野のシーンが全て撮了となり、「浅野和之さんクランクアップです!」の声が上がるとスタジオには大きな拍手が鳴り響いた。浅野は深々と頭を下げ、監督から、役柄にちなんで英国紳士をイメージしたという花束を受け取ると、「本当に“お疲れさまでした”という言葉がここまで重い意味を持つとは思いませんでした(笑)。剣持麗子、本当によく頑張ってくれました。僕は綾瀬さんにもう一度大きな拍手を贈りたいと思います(拍手)! そして、その剣持麗子を支えた篠田役、大泉洋についでに拍手を(拍手)! 無事にここまでこれたことは皆さんのお力あってこそだと思っています。本当にありがとうございました!」と愛あふれる感謝のメッセージでキャスト、スタッフをねぎらった。

続いて関水、望月がクランクアップ。関水は「綾瀬先輩をはじめ、大泉さんやキャストの皆さん、そしてたくさんのスタッフの先輩方に支えられてきました。皆さん本当に優しくて、忙しいはずなのに、毎日楽しくて明るい現場を作ってくださって。現場が本当に楽しかったです! できれば皆さんにはゆっくり休んでほしいです! 本当にありがとうございました!」と満面の笑顔。望月は「言葉にすると短くなってしまうんですが、楽しくて、いろんなことを感じさせていただける現場でした。ありがとうございました!」と一言一言かみしめるように感謝の気持ちを表現し、2人に大きな拍手が贈られた。

そして、麗子の“最高の相棒”、篠田を演じた大泉が最後にクランクアップ。鳴り響く拍手の中、監督から大きな花束を受け取ると、すでに撮了して現場を去ったはずの関水、望月、浅野が再登場。さらに先日クランクアップした古屋呂敏も駆けつけ、大泉は「ちょっとちょっと! なになに! 帰ったんじゃないの!? しかも呂敏まで!」と感激した。

大泉は約3カ月にわたる撮影期間を振り返り、「皆様、お疲れさまでございました! いやあ、寂しさ100でございますね。連ドラっていうのは終わりが来るのが本当に寂しい! 綾瀬はるかさんが数日前にクランクアップしたとき、このドラマは終わったんですよ(笑)! それをよく、みんなここまで…」と語り始めたところで、突如スタジオのスピーカーから「しのだー! 」という麗子節全開の声が。さらに、「ぺらぺらぺらぺら、薄っぺらいあいさつしてんじゃないよ!」と麗子の声は続き、「え、うそ…? 来て…るの…?」と大泉は絶句。ほどなくして満面の笑顔の綾瀬はるかがサプライズで登場した。

大泉は「うわ~ビックリした~!」と目を丸くして驚きながらも、「綾瀬はるかさんです!」と綾瀬を紹介。粋なサプライズに再び大きな拍手が沸き起こった。大泉は「いやあ、来てくれてうれしいですね。本当に大変なスケジュールでしたけど、綾瀬はるかさんがいると“なんて楽しい現場なんだろう”と。体力的にはキツいんだけど、絶対楽しいことがあると確約されているという(笑)。綾瀬さんがいないとNGがあんまり出ないんですよ。でも全然面白くない(笑)! やっぱり、このメンバーだったから素晴らしい作品ができたんじゃないでしょうか。(ここにいる)皆さんにも拍手だ! 本当にありがとうございました!」と声高らかに感謝の言葉を述べた。

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