ナイルは、「Webでの車の購入に関する意識調査」の結果を6月14日に発表した。同調査は5月16日~26日の期間、自家用車を持つ全国の男女1,445人を対象にインターネットで実施した。
Webで新車を買うことに抵抗はあるか尋ねたところ、76.8%が「抵抗あり」と回答した。19.9%は「抵抗なし」、3.3%は「むしろWebのほうがいい」と答えている。
次に、Webで中古車を買うことに抵抗はあるかという問いに対しては、79.3%が「抵抗あり」と答えた。「抵抗あり」と回答した人の割合は、新車よりも中古車のほうが多い。18.2%は「抵抗なし」、2.6%は「むしろWebのほうがいい」と回答している。
Webでの購入について、「抵抗あり」「抵抗なし」「むしろWebのほうがいい」と答えた人になぜそう思うか尋ねた。「抵抗あり」の理由としては「実物を見たいから」(60.9%)、「販売員から説明を受けたいから」(21.8%)が多かった。
「抵抗なし」の理由では、「楽・便利だから」(42.4%)、「対面営業がないから」(33.9%)、「比較ができるから」(10.2%)が多くなっている。「むしろWebのほうがいい」の理由では、「対面営業がないから」(58.3%)が最も多く、「楽・便利だから」(16.7%)が続いた。
実際にWebで新車を買ったことがあるか聞くと、76.3%が「買ったことがない」、23.7%が「買ったことがある」と答えた。「買ったことがある」と回答した人にWebで新車を購入した理由を尋ねると、最も多かったのは「便利・簡単」(53.3%)となっている。具体的には、「会話する手間が省けて効率が良い」「欲しい車種、色、オプションなど探しやすい」という声があげられた。
実際にWebで中古車を買ったことがあるか尋ねたところ、66.4%が「買ったことがない」、33.6%が「買ったことがある」と答えた。
買ったことがあると回答した人にWebで中古車を購入した理由を尋ねると、最も多かった回答は「便利・簡単」(26.1%)、次いで、「Webのみの在庫が見られた」(21.7%)だった。具体的には、「自分の時間に合わせて閲覧できる」「自宅にいながら多くの物件が検討でき、販売店の評価、保証など一定の判断ができた」などの意見があがった。