三菱自動車工業の軽電気自動車(軽EV)「eKクロス EV」が受注好調だ。5月20日に先行注文の受け付けを開始して約1カ月の時点で、受注台数は月間目標850台の4倍となる約3,400台に到達。そのうち約6割が上級グレードの「P」を選択している。発売は6月16日だ。

  • 三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」

    三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」

Gグレードの63%が寒冷地パッケージを装着

eKクロス EVのグレードは「G」(239.8万円~)と「P」(293.26万円~)の2種類(価格は補助金適用前)。先行注文の内訳はPが57%、Gが43%となっている。Pの購入者のうち86%が運転支援機能「マイパイロット パーキング」「マイパイロット」を含むパッケージメーカーオプション「先進安全快適パッケージ」を装着している。

P購入者の主要メーカーオプション装着率は先進安全快適パッケージ86%、プレミアムインテリアパッケージ29%、ルーフレール23%。G購入者では寒冷地パッケージ63%、先進安全パッケージ29%、アクティブパッケージ10%となっている。ボディカラーの構成比はナチュラルアイボリーメタリック18%、ホワイトパール/ブラックマイカ16%、ミストブルーパール/カッパーメタリック12%、ミストブルーパール12%だ。

  • 三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」

    写真は「ミストブルーパール」と「カッパーメタリック」の2トーン