三井住友信託銀行は6月9日、「住まいと資産形成に関する意識と実態調査」(2022年)の結果を発表した。調査は2022年1月、20~69歳の持ち家購入者3,947名を対象にWEBアンケート方式で行われた。
「住宅購入時のローン利用」について尋ねたところ、「住宅ローン利用中」が36.1%、「住宅ローンで購入したが返済完了した」が42.5%と、8割近くの世帯で住宅ローンを利用していることが明らかに。
また、ローン設定時の頭金(対物件価格比率)については、「頭金はゼロ」が24.3%、「頭金は1割」が19.7%と、44%の世帯で「おおむね1割以下」であることが判明。特に、30代の「頭金ゼロ」「頭金1割」の比率は計65.5%と高く、3分の2を占めた。
続いて、住宅ローン利用者における「単独ローン利用」と「ペアローン利用」の現状について調べたところ、「単独ローン」が77%、「ペアローン」は9%。ただし、20代では「ペアローン利用」が2割を占めており、全年代のペアローン利用比率に対して2倍以上となっていることがわかった。