お笑いコンビ・マテンロウのアントニーが4日、YouTubeチャンネル『それいけ! アントニーチャンネル』に出演し、芸人人生の中で一番ツラかったロケを明かした。
同チャンネルでは今回、「ツラかったロケ」をテーマにトーク。そのなかで、アントニーが「二度とやりたくない」「その言葉も聞きたくない」と言い、第1位に挙げたのが“歩荷(ぼっか)体験ロケ”だった。
登山道にある山小屋などに、歩いて荷物を運ぶ仕事である歩荷。背負い梯子(せおいばしご)と呼ばれる器具を使って、数十キロの荷物を運ぶのだが、アントニーはこの仕事を体験するロケに挑戦。歩荷界の中でも“チャンピオン”と評される人に同行することになったという。
しかし、職人気質ゆえか“チャンピオン”は無心になり、アントニーやスタッフらを無視してどんどん進んでいくことに。程なくしてカメラマンも追いつけなくなったことで、「ロケとして、アントニーひとりでも運んでる画を」撮影する展開になった。
ただ、40キロの荷物はアントニーの足腰に容赦なくのしかかり、「足が疲れるとかじゃなく、動かなくなって」しまい、20キロに軽減。しかしそれでもダメになり、荷物を完全に放棄することになったそうだ。
最小限の荷物にしたことで、最終的になんとか頂上には到達できたのだが、編集では“チャンピオン”に装着されていた小型カメラの映像がメインになり、アントニーパートはほぼカットに。アントニーはこのロケを振り返り、「僕らはほぼなき者に」「マジでツラかったです」とこぼしていた。