ぐるなびはこのほど、「激辛料理」について調査を実施し、結果を公表した。
同社はぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として定期的に情報を発信している。今回は2022年5月20日〜22日、全国の20代〜60代のぐるなび会員1,200名を対象に、WEBアンケートにて実施した。
調査の結果、激辛料理が好きな人は46.0%で、昨年の42.3%から3.7ポイント上昇している。
また、食べる頻度は「月に1回」が21.1%で最多。20代女性は「週に1回以上」が3割に達している。
夏に激辛料理を食べたい理由は、「汗をかいてすっきりしたい」がトップとなった。
注目している激辛料理のジャンルは、「中国料理」「韓国料理」「カレー」がTOP3。20代男性では「ラーメン」、20代女性は「韓国料理」がトップとなっている。
今夏に食べたい激辛料理の味わいは、「辛さとにんにくやスパイスなど風味やうま味が際立つ味」、「うま味の中に辛味がアクセントになったピリ辛味」などが上位にランクインしている。
激辛料理を食べる機会が最も多いのは「外食」が6割で、これは昨年と同水準の結果となった。
ぐるなび リサーチグループ長 本間久美子氏は今回の調査結果に対して、以下のようにコメントしている。
5月にも気温35度超を記録する地域が出るなど、今年の夏は猛暑になると予想されていますが、気温の上昇とともに、人気が高まるのが「激辛」メニュー。
調査では、わずかながらも昨年より激辛を好む層が増加。嫌いな層と拮抗する結果に。若年層では、「週3〜4回」以上の回答が約2割と、他の層と比べて高い頻度で食べていることがわかりました。
この夏に食べたい「激辛料理」については、辛み×うま味のコラボは引き続き人気。アクセントとして「辛さ」を楽しむ「ピリ辛」くらいの味わいも人気となりそうです。
外食で「激辛料理」を楽しみたいと回答した人は昨年より約5%増で6割を超え、暑さや湿度が高まるこれからの季節、外出機会に激辛料理を求めて飲食店を訪れる人が増えるかもしれません。