お笑い芸人の吉住と、タレントの増田明美が、きょう2日放送のテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』第8話(毎週木曜20:00~※拡大スペシャル)に出演する。

  • 左から内藤剛志、増田明美=テレビ朝日提供

ノンキャリアの“叩き上げ”大岩純一捜査一課長(内藤剛志)が、警視庁の花形部署で一歩一歩地道な捜査を重ねる姿を描く同作。今年は10周年というメモリアルイヤーを迎えている。第8話は、「陽キャVS陰キャ」がテーマ。明るい性格でいつも陽気な“陽キャの容疑者”を、引っ込み思案で目立たないタイプの“陰キャの巡査”が追う。

第8話では、ド派手なクラブファッションに身を包んだ“陽キャ”にしか見えない不動産会社社長が殺害される事件が発生。遺体の第一発見者でもある交番勤務の巡査・尾山田すずめ(藤野涼子)は大岩の指示で捜査本部に加入し、初めて殺人事件の捜査に挑むことに。やがてすずめは事件現場で目撃した怪しい女性が、高校時代のクラスメート・陽木渚(長見玲亜)であることに気づく。学生時代、内向的で“陰キャ”だったというすずめは、クラスの中心的人物で陽キャの渚にある感情を秘めていた。

今年1月『科捜研の女Season20』第10話に出演し、演技力で魅了した吉住。今回は、すずめ、渚と深いかかわりを持つ女性・倉本景子を演じる。増田が演じるのは、ベテラン刑事の甲斐節子。初めての捜査会議に戸惑うすずめに“捜査本部あるある”を伝授し、導く存在だ。マラソン中継では小ネタ満載、細かすぎる解説で反響を巻き起こす増田だが、『警視庁・捜査一課長』の捜査本部にはいったいどんな解説を加えるのか。「一課長ワールド」の謎も明かされる。

■吉住(倉本景子 役)

――物語のカギを握る2人の女性と深く関わりのある倉本景子を演じられましたが、今回の演技で意識されたことを教えてください。

今回は陰キャ陽キャがテーマでしたが、2人を昔から知っているという役だったので、どちらかを意識というよりは、柔らかく自然体で演じさせていただきました。

――ちなみに、普段のご自身は“陽キャ”と“陰キャ”、どちらだと思っていますか?

通常時は陰キャ、運動中は陽キャでしょうか。

――現場の雰囲気はいかがでしたか? 撮影時のエピソードも教えてください!

以前、ナイツ・塙(宣之)さんから現場の雰囲気など伺ったことがありましたが、あたたかい現場で楽しく撮影できました。合間には藤野さんと少しお話しする時間があったので、以前拝見した藤野さんの作品のお話や、逆に私の“当たり屋”のネタを見て下さった話などをして、もっと明るいネタを作っておけばよかったなどと後悔したりしました。

――視聴者のみなさまに向けてメッセージをお願いします!

衣装さんが遊び心たっぷりに用意してくださった衣装など随所に見どころが散りばめられていますので、そういったところも楽しんで見ていただけたらと思います。

■増田明美(甲斐節子 役)

――今回の役柄・甲斐節子刑事は、捜査会議に“解説”を加える役目を担っていましたが、演じる上で意識されたことはございますか?

解説風にやりたかったのですが、セリフを覚えるのに精一杯でした。長いセリフを話す俳優さんって、ホントスゴイですね。ただ、「追い込まれれば追い込まれるほど興奮する。それが板木望子管理官よ!」は、陽月華さんがそのまんまのカッコいい方だったので、うまくできました(笑)。

――ちなみに、普段のご自身は“陽キャ”と“陰キャ”、どちらだと思っていますか?

陽キャです。「いつもテンション高い」と言われます。

――現場の雰囲気はいかがでしたか? 撮影エピソードなどございましたらぜひ教えてください。

とっても楽しい空気でした。内藤さんと金田さんのやり取りが漫才みたいに面白くて、皆よく笑い、雑談からそのまま撮影に入る感じでしたね。お昼ご飯のときはますます盛り上がり、「セリフ覚えたい人は行っていいからね」と内藤さんが皆におっしゃっていました。また内藤さんが皆のために用意されている“おやつパック(ドーナツやお煎餅等々)”が箱にいっぱい。毎回のことらしく、あのおやつパックに『警視庁・捜査一課長』のチームワークの良さが象徴されていると感じました。

――視聴者のみなさまに向けてメッセージをお願いします!

現場で監督と相談して、セリフを一部、解説風やマラソン用語にしちゃいました。いろんなところがマラソンっぽくなっているので、楽しみに見てくださいね。