2022年1月から始まった「マイナポイント第2弾」。この6月からはさらに、1万5,000円分のポイントが付与される施策がスタートします。

そこでこの記事では、マイナポイント第2弾について、開始日やポイント付与の対象者、マイナポイント取得の手続きなどを解説します。マイナポイントに関する疑問を解消し、確実にポイントを獲得しましょう。

  • 「マイナポイント第2弾」でポイントをもらうには?

■マイナポイント第2弾の概要

マイナポイント第1弾は、2020年9月に始まりました。その内容とは、マイナンバーカードとキャッシュレス決済サービスを紐づけチャージや買い物をすると、利用金額の25%(最大5,000円分)のマイナポイントが受け取れるというものです。

そして、2022年1月からは、「マイナポイント第2弾」がスタートしました。第2弾では、ポイント付与の方法が3通りあります。それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

1.キャッシュレス決済との連携

1つめのマイナポイントは今年1月から開始されており、内容としては第1弾と同じになります。これからマイナンバーカードを取得する人、もしくは、すでにマイナンバーカードを取得しているけれど、マイナポイント第1弾に申し込んでいない人が対象となります。

また、マイナポイント第1弾で最大5,000円分までポイント付与を受けていない人も、引き続き上限まで受け取ることが可能です。

2.健康保険証としての利用申込

2つめのマイナポイントは、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるよう申し込むことで付与されます。これから利用申込をする人だけでなく、すでに申し込んだ人も対象です。

健康保険証としての利用申込をすると、7,500円分のポイントが受け取れます。

3.公金受取口座の登録

3つめのマイナポイントは、マイナポータルに公金受取口座の登録をすることで付与されます。公金受取口座は、給付金や年金、児童手当、所得税の還付金などの受取口座として利用可能です。

こちらも2と同じく、これから登録する人のみならず、すでに登録を行った人も対象となり、7,500円分のポイントが受け取れます。

なお、申込開始は、2の健康保険証としての利用申込、3の公金受取口座の登録いずれも、2022年6月30日(木)からです。

また、マイナポイント第2弾でポイントをもらうには、2022年9月末までにマイナンバーカードの交付申請を行っておくことが必要で、1~3それぞれの申込期限は2023年2月末までとなります。

■マイナポイント取得のための手続き

次に、マイナポイントを取得する手続きを確認してみましょう。

マイナンバーカードを持っていてマイナポイント付与のための手続きをしていない方は、まず、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を紐づけ、マイナポイントの予約・申込(マイキーIDの設定)を行いましょう。

予約・申込は、スマートフォンやパソコンからダウンロードできる専用アプリ(ソフト)、または、全国9万カ所にある「マイナポイント手続スポット」から手続きできます。

予約・申込が済んだら、下記の方法でマイナポイントを取得しましょう。

<キャッシュレス決済との紐づけによるマイナポイント>

マイナポイントの予約・申込を済ませたら、対象期間中(2022年1月~2023年2月末)にマイナンバーカードと紐づけしたキャッシュレス決済でチャージや買い物をしましょう。利用金額の25%のポイントが、合計5,000円分に達するまで、キャッシュレス決済に還元されます。

<健康保険証としての利用申込、公金受取口座の登録によるマイナポイント>

健康保険証としての利用申込、公金受取口座の登録については、パソコンやスマートフォンのマイナポータルから手続きできます。健康保険証利用の申込に関しては、セブン銀行ATMからも手続き可能です。

■キャッシュレス決済を選ぶポイントや注意点

マイナンバーカードと紐づけできるキャッシュレス決済は、PayPay、au PAY、LINE Pay、楽天Pay、ゆうちょPay、nanaco、Suica、楽天カード、楽天Edy、d払い、イオンカード、WAONなど、主要なキャッシュレス決済が多く対応しています。

また、決済サービスによっては、独自にポイント加算キャンペーンを行うところも。たとえば、「JRE POINT」に登録したSuicaでマイナポイントに申し込み、2万円のチャージを行うと、マイナポイント5,000ポイントにさらに1,000ポイントが加算され、計6,000ポイントをもらうことができます。

自分が普段使っているもののほか、お得なキャンペーンを展開している決済サービスを選択するのもいいでしょう。

なお、マイナポイントは子どもの分も還元が受けられ、15歳未満の未成年者の分の予約・申込は親(法定代理人)が代わりに行えます。また、未成年者のマイナポイントは、親が親名義のキャッシュレス決済に申し込み可能です。

一つ注意したいのは、1つのキャッシュレス決済に複数人のマイナポイントを合算して付与することはできない点です。子どもの分のマイナポイントは、すでに親が紐づけているものとは別のキャッシュレス決済を選択しましょう。

■第2弾のマイナポイントを獲得しよう

マイナポイント第2弾では、全て申し込むと1人あたり2万円分のポイントがもらえます。3人家族なら最大6万円分のポイント付与となりますので、とても大きいですよね。

マイナポイント第2弾をフル活用し、逃さずポイントを獲得しましょう。