JTはセブンスターブランドから低タール化の時流に逆らう18mgという高タール商品「セブンスター・ボールド・ブラック」(600円)を、5月13日よりCLUB JTオンラインショップで発売した。

セブンスターブランド史上最高のタール量を誇り、最強の吸いごたえと重厚感のある味わいを実現した銘柄とのことで、実際にその味わいの特徴などを紹介する。

  • セブンスターが時流に逆らう挑戦的な新作を発売! 新たな王道銘柄になるポテンシャル

重厚なのに驚異の吸いやすさ

セブンスターは1969年に誕生したたばこブランド。銘柄名には「新時代の幕開けを象徴するタバコとして、いつまでも輝き続ける」という思いが込められており、市販の紙巻きタバコの中でも根強い人気銘柄だ。

「セブンスター・ボールド・ブラック」はセブンスターブランドの久しぶりの新作銘柄となる。「bold = 太い」の意だが、セブンスター史上最高のタールはなんと18mgを誇る。セブンスターとしてはもちろん、紙巻きタバコとしても数少ない高タールだ。

ニコチンは「1.7mg/本」で、価格は従来のセブンスター銘柄と変わらず20本入り600円。近年、新しく発売されるたばこ銘柄は低タールがトレンドで、メンソール系やカプセル系の銘柄も目立つなか、時代風潮にあえて逆行するような挑戦的な銘柄となっている。

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時代が変わろうとも己を貫き、たばこの本質を体現するセブンスターブランドの特徴を全面に打ち出したコンセプトだが、高級感を醸し出すパッケージにもこだわりが感じられる。セブンスターの象徴でもある7つの星はシルバーに装飾されており、ロゴも黒で統一した漆黒のパッケージデザインもカッコいい。

実際に吸ってみると、雑味のないシンプルなレギュラーたばこの味わい。高タールなだけに確かに濃厚な吸いごたえだが、モンスターたばこというわけではなく、セブンスターらしいたばこ葉の芳醇な香りのハーモニーを楽しめた。

独自のブレンドとチャコールフィルターにより雑味を抑えられているようで、セブンスターらしいガツンとくる吸いごたえと喉にくるキック感はありつつ、特有の辛さは控えめな感覚で心地よい。たばこの旨味・香りを活かした重厚な味わいと、広がりのある煙の旨さもセブンスターらしい。

個人的にはヤニクラもなく、想像していたよりもかなり吸いやすかった。約10年アメスピライトを吸っているのだが、昔はセッタを吸っていた時期もあり、やっぱりうまいと感じさせてくれる。

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また、「セブンスター・ボールド・ブラック」の発売を記念して、セブンスターのブランドサイトもリニューアルした。そのパッケージと同じく、ブラックをイメージカラーとしたデザインに。「No Pain, No Gain」(痛みなくして、得るものなし)というストイックなメッセージを伝える。

新コンテンツとして、俳優の笠松将さんを起用した新コンセプトムービー、『火花』、『逃げる男 逃げる女』の2編を5月13日から公開した。静かなモノトーンで、もがきながらも前を向き、一歩を踏み出す世界観を描いた。葛藤や苦しみがあるなかでも、感情を握りしめて前へ進む姿をセブンスターらしく、格好良く表現したいとの想いから今回のムービーが制作されたという。

重厚かつクセのないスッキリとした味わいで、新たな王道銘柄になるポテンシャルを感じさせる「セブンスター・ボールド・ブラック」。

販売はCLUB JTオンラインショップのみで、コンビニなど店頭では販売されていないが、オンラインの売れ行き次第では店頭での販売も開始するかもしれない。たばこ好きにはぜひ試してみてほしい銘柄だ。