Progateは5月19日、「会社員のITスキル学習効果に関する実態調査」の結果を発表した。調査は4月28日〜5月9日、20〜65歳の会社員男女6,548名を対象にインターネットで行われた。

  • 導入すると効果があると思うITスキル

    導入すると効果があると思うITスキル

基本的なPC操作を除いたITスキルを並べ、その中から身につけたいITスキルを聞いたところ、「プログラミング」(31.1%)、「データ分析」(26.7%)、「動画作成」(20.1%)が上位に。導入すると効果があると思うITスキルを聞いたところ、「データ分析」が最も多く51.7%、続いて「情報セキュリティー」(42.9%)、「プログラミング」(41.0%)となった。

  • プログラミングを学習した効果

    プログラミングを学習した効果

次に、プログラミング学習経験者222名、データ分析学習経験者224名の回答を集め、学習効果について調査した。

その結果、「学習した効果」について、プログラミング学習者では「業務効率化ができた」(38.3%)、「タスクを自動化できた」(29.7%)、「論理的思考力が身についた」(29.3%)が上位に。プログラミング学習者の81.5%が、今後の業務に「役立つと思う」「やや役立つと思う」と回答した。

  • データ分析を学習した効果

    データ分析を学習した効果

一方、データ分析学習者では「活用されていないデータを活用できた」(43.8%)、「業務効率化できた」(37.1%)、「データをもとに意思決定ができた」(35.7%)といった効果が。その結果、今後の業務に「役立つと思う」「やや役立つと思う」と回答したデータ分析学習者の割合は、93.3%にのぼった。