モデル・女優の嵐莉菜と、お笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍が、20日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)に出演する。

  • シソンヌの長谷川忍=フジテレビ提供

今回は、スタジオにただならぬ違和感が漂う中、番組がスタート。MC・アリタ哲平(有田哲平)とのやりとりはもちろん、シソンヌの大ファンだという嵐とも楽しくトークを繰り広げる長谷川だったが、やがて、ある衝撃の事実が発覚し…。それを知った長谷川は、戸惑いと憤りを感じつつも、巧妙な仕掛けに、逆に感嘆の声を漏らしてしまう。

特集のテーマは、「日本の離職問題」。とある調査では、今や大卒就職者の3割が3年以内に離職していることが明らかになるなど、近年ますます深刻化している離職率の増加について、解説員の吉川美代子と出口保行、そして嵐、長谷川が徹底討論。全く異なる仕事に就いている者が一堂に会し、おのおのの意見を交わしていく。

討論では、離職の原因は多種多様で、人によってそれぞれの事情があることを前提としながらも、吉川は「入社した後で、自分の仕事が思い描いていたものとは違うことに落胆し、すぐに辞めてしまう人も多いのではないか」と推測。そして、「まずは入社する前に、そこで働いている人のスケジュールを知っておくことが必要」と提唱する。番組では、そんな吉川の提案を受けて、さまざまな職種の“1週間のスケジュール”を見ていくことに。さらに、脱力メンバーの面々に密着取材を行い、それぞれの“ある1日の行動”を紹介する。

かくして、フリーアナウンサーの吉川、犯罪心理学者の出口、そして現役高校生でありながらモデル・女優として活躍する嵐、3人の1日の行動をつぶさに追いかけた取材VTRが流れ始める。すると長谷川は、それらの密着映像に、オープニングにも劣らぬ強烈な違和感を覚え――。

収録を終えた嵐のコメントは、以下の通り。

――『全力!脱力タイムズ』初登場の嵐さん。初めての収録はいかがでしたか?

「本当に楽しい時間でした!毎週楽しみに見ている番組に参加させていただけて、とてもうれしかったです。最初にお話をいただいたときも、“えぇ~!?”って、めちゃめちゃ叫んじゃったんですよ(笑)。まさか自分が出られるなんて思っていなかったので、本当にびっくりしてしまって。正直、私にゲストコメンテーターの役が務まるのかなとか、これまで出演されてきたゲストの方々みたいに面白くできるかなとか(笑)、不安もたくさんあったんですけど、本番では、楽しく収録に臨むことができました」

――収録に臨むにあたって心掛けたことはありますか?

「出演が決まってから、録画してあった過去の放送を見ながら、“こういうふうに答えると面白いのかな?”とか、ゲストの方の表情や話し方を、私なりに勉強しました。ただ、何より一番意識したのは、セリフをかまないことですね(笑)。台本を一字一句まで覚えようとか、感情を込めて話すようにしようとか、いろいろ考えたんですけど、とにかくまずは、言葉をかまずにちゃんと話したいなと思って。だから、本番が始まる直前までずっと、マネージャーさんに手伝ってもらいながら台本の読み合わせをしていました」

――実際、収録の手応えはいかがでしたか。自己採点するなら、100点満点のうち何点ぐらい?

「う~ん、どうだろう、50点くらいかな…。基本的に、自分には厳しくありたいんですけど(笑)、途中で何度か、私が言ったセリフに対してみなさんが笑ってくださったところもあったので、とりあえず50点…いや、60点は取れてると思います(笑)!」

――逆に、40点分のマイナスは、何が要因ですか?

「笑いをこらえきれなかったことです(笑)。実は台本を初めて読んだときから、声を出して笑っていたんですよね…(笑)。私はもともと、笑いのツボが浅いみたいで。本番では、長谷川さんのツッコミで完全にツボに入っちゃいました(笑)」

――シソンヌの長谷川さんとは初共演だそうですが、どのような印象でしたか。

「私は以前からシソンヌさんが大好きなので、長谷川さんのツッコミをすぐ近くで見ることができて、とっても幸せでした。ただ、あまり詳しくは言えないんですけど、最後の方は、かなり落ち込んでいらっしゃって…かわいそうだなと思いながらも、長谷川さんのあんな表情は初めて見たので、ちょっと得した気分でした(笑)」

――では最後に、今回の『全力!脱力タイムズ』の見どころを教えてください。

「この番組は、出演者のみなさんが、すごく面白いことを真面目にやっているところが魅力だと思うんですが、私も今回できるだけ笑いをこらえて(笑)、真面目に取り組んだので、ぜひご覧いただきたいなと思います。特に、オープニングの私と長谷川さんのやりとりは、絶対に見ていただきたいです(笑)!」

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