ミュージカル『ダブル・トラブル』~2022 夏 SeasonA~が上演されることが16日、明らかになった。

  • 左から相葉裕樹、浜中文一、日野真一郎

    左から相葉裕樹、浜中文一、日野真一郎

同作はボブ&ジムのウォルトン兄弟によって書かれたュージカルコメディ。作詞家のボビー・マーティン(浜中文一、横山賀三)と、作曲家のジミー・マーティン(相葉裕樹、日野真一郎)の兄弟2人が、ハリウッドのメジャームービーの曲を書くという大チャンスをつかむが、与えられた時間はたったの数時間で、気に入ってもらえなければ即クビということで、恋に仕事に大奮闘する。出演者は2名のみ、演奏はピアノだけで、歌って踊って曲を書くボビー&ジミー兄弟を演じながら、映画会社の社長や秘書、演出家、司会者、スター女優など次から次へと現れる登場人物、およそ10人もの人物をたった2人で演じる。

2021年にはダブルチーム編成で、異なる劇場で同じ作品を同時期に上演するという意欲的な挑戦を果たし、大好評のうちに幕を閉じた。新たなキャストとして、2022夏Season Aのメンバーはミュージカルからストレートプレイまで数々の舞台に引っ張りだこの浜中文一、聴く人を魅了する歌声を活かしミュージカルを中心に活躍する相葉裕樹、テノールからハイトーンまで音域を自在に操る日野真一郎(LE VELVETS)。翻訳・訳詞は今作で第14回小田島雄志・翻訳戯曲賞(2021年)を受賞した高橋亜子、演出は従来の“演劇”の概念を超え新しい挑戦に挑み続けていることから、「第27回 AMD アワード」を受賞し、ミュージカルやストレートプレイ、ライブ演出など、ジャンルレスな活躍をみせるウォーリー木下が務める。公演は東京・オルタナティブシアターにて7月28日~8月14日。

ウォーリー木下 コメント

この二人芝居を昨年上演したときに、確かに、いろいろなキャストの組み合わせで見てみたいと思った。それがこんなにも早く実現することに驚いている。ミュージカルであり、コメディであり、ひとり何役もこなしたり、たくさんの見せ場があるこの作品のエンターテインメントの「強さ」は、いつの時代にも楽しんでもらえる普遍性がある。それなのに演じる役者によって全然違う面白さを感じてもらえるだろう。

浜中文一 コメント

久しぶりにタップダンスという壁に立ち向かう日々が始まりそうです。
2人芝居で、入れ替わり立ち替わり色んなお芝居を出来るのが楽しみです。
初めての方々ばかりなので早く仲良くなって助けてもらえるように頑張ります!
お楽しみに。

相葉裕樹 コメント

作曲家の兄ジミー役を演じます。相葉裕樹です。2人で10役以上を演じるという大変な事に挑戦させて頂けるという事で、どんな景色が待っているのかとても楽しみです。ミュージカルコメディですので、皆様と一緒に楽しんで頂けるよう精一杯努めてまいります。劇場でお待ちしています。

日野真一郎 コメント

キャストが、たった2人で目まぐるしく10人以上もの役を演じていくこのミュージカル。
前回の公演を観た時、冒頭からノンストップで続いていく役者2人の掛け合い、歌、踊りに
魅了され、観劇後に放心状態になるぐらい圧倒された作品です。
そんな作品に出演できる事を嬉しくもあり不安でもありますが、まだ出逢った事のない新たな自分に
会えること、未知なる挑戦を楽しみたいと思います。
ウォーリー木下さんの演出のもと、抱腹絶倒なハチャメチャコメディーミュージカルをお届けします。
皆さま、この夏劇場でお会いしましょう!