スタディプラスは5月13日、「通学とスマートフォン・SNS利用に関するアンケート」の結果を発表した。調査は4月18日〜19日、同社運営の学習管理アプリ「Studyplus」を利用している中学1年生~高校3年生を対象にインターネットで行われ、1,869名の有効回答を得た。

  • SNSを利用し始めた時期

    SNSを利用し始めた時期

調査によると、何らかのSNSを利用している中高生は93.5%。SNSを利用し始めた時期については、「中学1年生」(32.1%)や「小学校高学年」(24.6%)など、8割以上が中学卒業までにSNSを始めていることが明らかに。

利用し始めた目的は、1位「リアルな友人との交流」(69.9%)、2位「家族との連絡」(59.4%)と、身近な人とのコミュニケーション手段として使い始める傾向に。また、「情報を発信するため」(7.3%)よりも「情報を得るため」(55.3%)の利用が多かった。

  • 中高生たちが現在使っているSNSの媒体別状況

    中高生たちが現在使っているSNSの媒体別状況

続いて、中高生たちが現在使っているSNSの媒体別状況を調査した。その結果、「LINE」(97.4%)と「YouTube」(92.6%)の利用度合いが突出して高い結果に。次いで、写真中心の「Instagram」(69.3%)が7割程度で続き、以下、「Twitter」(52.5%)、「TikTok」(28%)という結果に。

アカウント数については、YouTubeやTikTokでは1個のみが主流だが、テキスト中心の「Twitter」では半数以上が複数アカウントを所持。「Instagram」は、2個持っている学生の割合が最多。

複数のアカウントの使い分け方を教えてもらったところ、「本垢、裏垢、サブ垢、ポケモン垢、勉強垢、学校の生徒会の垢」「学校の人全体と繋がるアカウントと、仲がいい人のみのアカウント」「表向きの絵垢とそうでない絵を載せる垢、載せるゲームの種類別」など、趣味や人間関係の違いによって、使い分ける傾向が見られた。

  • 一番よく使うSNS

    一番よく使うSNS

一番よく使うSNSを聞いたところ、トップは「LINE」で32.5%。次いで「YouTube」(27.8%)、「Instagram」(23.8%)と続いた。利用時間については、「1日に1時間以上」利用している学生が63.9%。うち12.4%が「1日に3時間以上」利用していることが判明。

使用目的は、「見て楽しむ・情報を得るため」が最も多く74.5%。そこで、「一番よく使うSNSで得た情報を、どの程度信頼できると思いますか?」と尋ねたところ、半数が中立の立場を示し、5段階中「3」(50.4%)を選択。次いで「2」が24.7%、「4」が19.9%で続き、「5」を選択した人はわずか2%だった。