災害が発生した際に大切な情報収集。スマホ、テレビなどがありますが、無線で「どこでも受信できる」ラジオも災害時に力を発揮するツールのようです。

特に「手回し充電」で電気がなくても使えたり、音がクリアで電波障害に強い点が評価されているよう。そんな心強い存在のラジオ、先日「ある課題」が指摘され注目を集めていました。それは?

  • ラジオの意外な課題? ※画像はイメージ

ラジオを聴いたことがない小学生の娘と一緒に放送を聴いてみました。感想は「何を言っているのか聴きとれない」とのこと。視覚からの情報が多い現在、耳からの情報には多少の慣れが必要なのでしょうか? ラジオは災害時の重要な情報源、家族でラジオに耳を傾けるのも防災対策の一つになるのでは……。
(@MPD_bousai)より引用

このツイートには、「テレビ(アニメとか)も字幕出して見るのが、当たり前になってる人も居るしなぁ……」「『聴く』というのは『見る』よりも意外にハードルが高いかもしれませんね」「ラジオは、訓練とまではいかないまでも、慣れないと内容が入ってこないんですよね」「日本のテレビやそれに影響を受けてる日本のYouTubeはテロップ等の文字情報がびっしりだからな……」など納得や共感の声が。

そして、「にわかには信じがたいが、よく考えると、さもありなん。ラジオ一度も聞いたことない人が一定数いるんだよなぁ」「これ重要」「これはかなりの衝撃」「これは危険な兆候では」など驚きの声も寄せられていました。

また、「中学生の頃、初めてアマチュア無線をやった時、慣れるまで相手が何を話しているか分からなかったです」「これものすごく分かる。6年くらいテレオペやってたんだけど、正しい情報を聞き取るのは意識しないとできない技能なのよね」「子どもの頃からラジオを聞いていたので、ラジオには抵抗ないけど同年代でもラジオになじみがないと勧めても聞かないしラジオさえ持っていない。車もテレビかDVD、CDのみ」など、自身の経験を紹介する読者も。

さらには、「ラジオを聴き取れない。電話をかけられない。PCを使えない。便利になった一方で機能が低下して逆に不便になっていってるような気がするなぁ」「便利さと技術はトレードオフ。試しに一日ブレーカーを落としてみると、自分が何ができて、何ができないかがわかる。インフラが止まった時…を体験するのにおすすめ」「目を閉じて耳を澄ます そして想像する これが大切なことなのだと思い知らされる情報過多の落とし穴」など、便利すぎる世界に警鐘を鳴らす声もありました。

皆さんの自宅はラジオを聴く習慣がありますか?