ティンカーベルを観ながら、みんなで「妖精ってどこにいるの?」「私もものづくりの妖精になりたい」「私は植物の妖精がいい」なんて話していた幼少期。大人になるに連れて、おとぎの国から遠ざかってしまっていた人も多いと思いますが……

「妖精って、本当にいたんだ!」そう思えるような作品が、Twitterで話題となっています。

空色の妖精のドレス A sky blue fairy's dress #FairysDress #fairydress
(@Fairys_Dressより引用)

季節の花々で仕立てられた妖精さんのためのオートクチュール。素敵ですねぇ。

作者は、育てた庭の花で妖精のドレスを作っている『Fairy's Dress〜妖精のドレス〜』さん(@Fairys_Dress)です。

この投稿に、「うわぁ、めちゃくちゃカワイイ。素敵ずぎる」「まるでティンカーベルの世界みたい」「リアルで『うっうわああぁ~…』って声が出た!可愛すぎる……すごい……」「なにこの天才的アイディアは!?」「可愛い〜!!着たい…」「This is really beautiful!」「This is a dream! Wow!」「好美的作品,充满自然和灵感的美!」と、国内外から称賛の声が続々と。

感動のあまり「衣装にしたい(泣)」「可愛すぎて なけます 感動」「癒されて涙でる」と、目を潤ませる人もいました。

世界中の人々を魅了する妖精ドレス。作品作りの際にこだわっている事などはあるのでしょうか?『Fairy's Dress〜妖精のドレス〜』さんにお話をうかがいました。

―― 作られた際にこだわったポイントはありますか?

お花も生き物なので個性や移り変わりがあります。同じ株のネモフィラでも色が濃いめに出ているお花があったり、そうでなくても同じ一輪のお花が咲き初めから終わりに近づくにつれだんだん色が薄くなっていったりと、微妙な濃淡の違いがあります。

そのとても微妙で繊細な濃淡を見逃さずに選んで色味を揃えるということに関しては、ちょっとこだわりました。

―― お庭に咲いたお花で作られたとのことですが、お庭には何種類くらいのお花を育てられているのでしょうか。

おおよそ50種類ほどです。

―― 50種類とはすごいですね。その中から、今回の作品に使用したお花は、こちらの4種類だそうです。

使ったお花
・ネモフィラnemophila
・ゼラニウムgeranium
・キュウリグサTrigonotis peduncularis
・オオイヌノフグリVeronica persica
(@Fairys_Dressより引用)

―― 国内外問わず大きな反響が寄せられております。反応に対して率直なご感想をお教えいただけますでしょうか。

とても嬉しく感じております。世界が繋がっているということをとてもリアルに感じありがたく思うとともに、反応してくださった方たちのプロフィールを見て色々な感情が湧きました。私の作品がたとえひとときでもどこかの誰かの癒しになれたなら本当に嬉しいです。


『Fairy's Dress〜妖精のドレス〜』さんのTwitterには、本物のティンカーベルさながら緑色の葉っぱだけで作られたドレスや、落ち葉色のドレス、真っ白なウエディングドレスなど、四季折々の作品が多数掲載されています。ぜひ、のぞいてみてくださいね。

あなたがもし妖精になれたとしたら、どんなドレスがお好みでしょうか?