嵐の二宮和也が、1日に放送されたラジオ番組『BAY STORM』(bayfm/毎週日曜22:00~22:30)で、“友達の定義”について持論を語った。
この日の放送では、「“友達の定義”は何ですか?」というリスナーからの質問を紹介。二宮は、「難しいことを言いますね」と逡巡しながら、「適当に悪口言って、適当に裏切る人かな」と回答。自身は友達に対して、「あまりそこまで期待してない」と言い、「おそらく知らないところで悪口を言ってるだろうし、適当に裏切るんだろうなって思ってる。最初は、“裏切られた!”とか、“そんなことやってたんだ、ショック……”って思う時期もあったんですけど。言うんですよ。絶対、そういうのって。俺も図らずも言ってる可能性すらあるし」と続けた。
また、“友達”とは、「傷つけたり、裏切ったりする」としながら、「それくらいの希薄な関係でいいんですよ」とも。「気合い入れて踏み込んじゃうと、家族みたいにややこしくなる。大人になってくると分かるけど、結構、親に気を遣ったりするじゃないですか。“違うけど、今は黙っとくか。この人の名誉のために”とかさ。そうなると面倒くさいから、希薄な関係でいたいじゃないですか。だから、裏切られるんですよ。友達には」と語り、「僕はそういうもんだという認識。だから別に切ることもないし、近づくこともない。今いる友達と呼べる人たちは、言ってても言われてても、別に何とも思わんというか」と、淡々と持論を展開した。
そんな友人関係の例として、メンバーの相葉雅紀の名前を挙げた二宮。「僕も定期的にここで相葉くんのバカな話をしてるわけじゃないですか。あれだって、捉え方として、相葉くんが(ラジオを)聴いてなかったとしたら、もうそれは悪口、陰口ですから。もしかしたら本人からしたら、嫌かもしれないから。その嫌なことを笑いながらしゃべってるのは、もう悪党ですよ」と話しつつ、「逆に、向こうに言われても、“別にこの人だったらいいし”とか、“俺も言ってるしな”って思えるから、そういう関係が続けていけるわけじゃないですか。だから、それでいいんだよねって思っちゃう」と打ち明ける場面も。
友達とは「希薄な関係でいたい」と話した二宮だったが、「友達はいっぱい作っておいた方がいいよ。いっぱい切るときもあるし、いっぱい増えるときもあるけど、絶対数は多分そこまで……。密に連絡を取るっていう絶対数で言うと、増える減るはあるけど、そこの絶対数は変わらない気がするね」とアドバイス。最後に、自身が考える“友達の定義”について、「嫌味なく悪口言えて、毒をガス抜きさせてくれるのが友達なんだと思うよ。いちいち主役みたいになって、“裏切られた!”とか、“僕はここまでしたのに!”って思わないで、そういうガス抜きをし合える相手だと思って付き合うしかないし。それぐらいが良くないですか?」と、話題を締めくくっていた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。