ボーイズグループ・OWVが30日、大阪・万博記念公園で開催されている「Warai Mirai Fes 2022~Road to EXPO 2025~」に出演した。

  • 背中に描いた“黒い太陽”を見せる浦野秀太

2日目のメインステージ「M-stage」(お祭り広場)は、「EXPO JAM」と題し、音楽アーティストが続々出演。初日は悪天候となったが、この日は青空が広がった。

OWVにとって初の野外フェスとなり、本田康祐は「目の前に太陽の塔が。人生で初めて見たよ。初めて見たのがステージの上からってすごい感慨深いです」と興奮。浦野秀太も「俺も初めて見ました。こんなにデカいんだね」と話した。

そして、佐野文哉が「(太陽の塔の)前後で意味違うの知ってます? 一番上の黄金の顔が未来を象徴していて、胴体が現在を象徴しているみたいで、今見ている黒い太陽は過去を象徴している」とうんちくを披露すると、本田と浦野は「俺ら過去見てるの!?」と反応。佐野が「向いている方向は一緒だから未来向いている」と言うと拍手が起こった。

関西出身の中川勝就は「5年くらい大阪で育っていて、太陽の塔も見ていて、僕たち初野外なんですけど、それが万博記念公園ということですごく感慨深いです。何回でもやりたいですよね」とうれしそうに話した。

最後の楽曲「TALKTALKTALK」の曲紹介をしたタイミングで、浦野が「待って待って、背中が変な感じがする。めくってみて」と背中の違和感を訴え、背中にペイントされた太陽の塔の“黒い太陽”を披露すると、「過去だ!」と笑うメンバーたち。ユーモアたっぷりの仕掛けで会場を沸かせた。

「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」は、大阪・関西を国際的な文化芸術・エンターテインメント・スポーツ都市として発展させることを目指し立ち上げた14社による協議会「チーム関西」の第1弾イベント。2025年の大阪・関西万博の開催に向けて、SDGsの目標達成を旗印に、大阪のエネルギーの源たる笑い、食、音楽の力でムーブメントを関西から日本中へ、そして世界へと拡げる。