お笑い芸人の横澤夏子とタレントの滝沢カレンがMCを務める読売テレビのバラエティ特番『横澤×カレン』が、きょう23日から4週連続(毎週土曜12:53~)で放送される。プライベートでも仲良しな2人が毎回異なる女性ゲストを招待し、“女性の好きなもの”を掛け算する架空の番組『レディバラチャンネル』を見ながらガールズトークに花を咲かせるという同番組。第1回ゲストには河北麻友子が登場する。

公私共に親交の深い2人だが、ある回の収録ではこれまで滝沢にとって“友達”だった横澤が“親友”に昇格する場面も。今回のインタビューでは、番組の見どころはもちろん、2人のなれそめから、滝沢の“親友”の定義など、自由気ままなガールズトークを展開してもらった。

  • 左から滝沢カレン、横澤夏子

    左から滝沢カレン、横澤夏子

■突然楽屋に「連絡先交換するって決まってる」と襲撃

――収録の感想を教えてください。

横澤:仲良しのカレンちゃんとお仕事できて幸せでした。でも仕事のスイッチが入ると、やっぱりお互い普段とは変わるなと。

――仕事とプライベートで見せる姿はどう違いますか。

横澤:「2人の仲良しなところをカメラの前でも出してください」と言われた途端、カレンちゃんが仲の良いところを出してくれなくなるんです(笑)。「初めまして」くらいのテンションになってしまって。

滝沢:「いつも遊んでいるときのように」と言われても、こんなたくさん人がいてカメラもあると、とてもじゃないけどそんなふうに思えないじゃないですか(笑)。夏子さんに迷惑をかけたくないですし、「しっかりしないと」と仕事のスイッチは入っちゃいますね。

――収録では、滝沢さんが“友達”だった横澤さんに「“親友”になってください」と昇格をお願いする場面もありました。改めてお2人の馴れ初めを教えてください。

滝沢:『パワー☆プリン』というお笑い番組を見て、私が夏子さんに惚れたんです。そのときから女優さんになりたかったんですけど、夏子さんと友達になることも夢の1つになりました。その後、ドラマのお仕事で一緒になる機会があって。

横澤:いきなり楽屋に来て、「連絡先教えてください」ではなく、「連絡先交換するって決まってるんです」と言われました(笑)。

滝沢:夏子さんはめちゃくちゃびっくりしていましたね(笑)。そんな言い方をしたのは、断られたくなかったから。「決まってる」と言ったら「しなきゃいけないものだ」と思ってくれるかなって。マネージャーさんにも「どんな言い方をすれば連絡先を聞けるか」と何度も相談して、無事に連絡先をゲットできました。もう、そこからはどうにでもなるじゃないですか!

横澤:言い方!(爆笑)

滝沢:連絡先さえ手に入れれば、あとは友達になるために自分が頑張ればいいだけなので。そこからどんどん頑張りました。

■友情にまつわる宣言は必ずカメラの前で

――そのあとバラエティ番組のロケで「一生一緒にいてください」とお友達宣言をしたんですよね。

滝沢:もちろんカメラのない場所でも「友達になってください」と言いましたが、まず番組収録で言ったのは、誰かがその瞬間を見ているという「証拠」作りのため。夏子さんに「友達宣言なんてされていない」と言われてしまわないように。

――では今日の親友宣言を収録中にしたのも作戦だったんでしょうか。

滝沢:作戦なんて!(笑)こんな大切な人に作戦なんて使いませんよ!

横澤:さっきから話してるのは全部「作戦」だよ(笑)。

――こんなふうに友達と親友をしっかり定義付けているのは滝沢さんならではだと感じます。滝沢さんにとって“親友”とは。

滝沢:親友や大親友になると、この人に何かあったとき、一生自分が助けなきゃいけない、守らなきゃいけない、という覚悟が生まれます。私には「幸子」という大親友がいますが、幸子がもし生活できなくなっちゃったり、一人ぼっちになっちゃったとしたら、一生かけて私が大切にするぞという覚悟を持って大親友と呼んでいます。

横澤:もう結婚じゃん!

滝沢:私にとっては結婚のようなものです。だからたくさんは作れない。大親友は幸子だけ、親友は夏子さんだけ。親友になった夏子さんのことは、これからかなり気合いを入れて支えていきます!

横澤:ありがたいですね……。すごくうれしいです。こんなに好き好き言ってくれる人なんて、子ども以外いないから(笑)。