お笑い芸人のバカリズムが19日、YouTubeチャンネル『ナイツ塙の自由時間』に出演。動画「バカリズム登場!「ピン芸人」の苦悩を語ります【ナイツ塙の笑辞苑】」内で、自身が組んでいたお笑いコンビ「バカリズム」の解散ライブで、ピン芸人として行う単独ライブを早くも告知していたことを明かした。

バカリズム

1995年にお笑いコンビ・バカリズムを結成し、2005年まで活動していたバカリズム。コンビ名をピン芸人としての芸名にした形だが、解散が決まるまで、ピンでのネタを本格的に作ったことはなかったという。

しかし、「『もうそろそろコンビ解散するかな?』って空気が何カ月ぐらい前からあるわけ」「だからその時にはもうピンのネタ作り始めてた」とのことで、ピン転向を意識してからは行動が早かったよう。「コンビでの最後のライブ出演の、そのライブ会場にはもうピンの単独ライブのチラシを折り込んでた」と明かすと、塙も驚く様子を見せる。

もっとも、バカリズムとしては「ピンになって、ひとりになって『さあ何やろう』じゃもう間に合わない」という現実的な考えや、「コンビ解散した時ってさ、どっかしら悲壮感が出るじゃん? みんながちょっと可哀想な目で見る。一番邪魔だと思ったから、『あっ、ピンのほうがいいじゃん』って早く思わせなきゃいけなかった」という切実な思いもあったと説明。その結果、「すぐに単独やろう」と決断したことを明かした。