お笑いコンビの錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)が16日、YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に出演。動画「【トーク】錦鯉が全部さらけ出す!芸人人生三大地獄!」内で、『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の予選で経験した“地獄”を明かした。

錦鯉(左から長谷川雅紀、渡辺隆)

同チャンネルでは今回、「錦鯉の芸人人生 三大地獄発表」と題し、芸人キャリアのなかで起きた“地獄エピソード”を紹介する企画を実施。そして錦鯉の二人が最初に紹介したのが「M-1地獄」だった。

2015年の『M-1グランプリ』で初めて準々決勝に進出した錦鯉。渡辺は「それまで僕らどっちも、○○決勝ってつくところに行ったことがなかった」と当時の状況を説明しながら、勢いそのままに「あれ? イケるんじゃない?」と思ったと振り返る。

しかし、準々決勝の会場だった東京・浅草公会堂のキャパ数に圧倒され、「出た瞬間に完全に萎縮」してしまった二人。さらに「(萎縮していることを)お客さんに感じ取られちゃって、『こんにちは~!』って挨拶してもクスリともしない」とネタ冒頭から良くない空気に。

また、緊張すると声が小さくなってしまう渡辺の傾向も悪く影響したようで、「雅紀さんの声はめちゃくちゃ通るんです。ただ、僕の声が一切拾われてない。声が小さすぎて」「全ボケスベってるなか、おじさんが喋るたびに後頭部を叩かれる」「無言で、ただただ引っ叩かれる(状態だった)」と回顧。同じ会場にいたメイプル超合金のカズレーザーからも「(渡辺の声が)聞こえなかった」と伝えられたことを明かした。