JR四国といすみ鉄道は、JR四国からいすみ鉄道へ貸し出されていた急行「いよ」「うわじま」ヘッドマークの返還式を5月14日にJR高松駅で開催すると発表した。これに合わせた記念ツアーも予定されている。
ヘッドマークの貸出しは「四国デスティネーションキャンペーン」(2021年10~12月)の企画として行われ、貸与を受けたいすみ鉄道はキハ28形などに掲出し、運行してきた。当初の貸出期間は2021年12月末までだったが、好評だったため今年3月末まで延長。今回、延長期間の終了にともない、返還式を実施する運びとなった。
急行列車ヘッドマーク返還式は5月14日の7時55分頃から8時15分頃まで、高松駅8番のりばで開催。主催者・来賓挨拶に続き、ヘッドマークの返還が行われる。
これに合わせた記念ツアーとして、「キハ47気動車でゆく復刻いよ号の旅(日帰り)」を5月14日に実施する。新しい松山運転所(松山車両基地)にキハ47形国鉄色(首都圏色)が初入線する瞬間を体験できるほか、高松駅でのヘッドマ-ク返還式の見学もできる。昼食は、高松駅名物「あなご飯」をこのツアー専用にグレードアップした特製弁当を用意。旅行代金は1万5,000~1万7,000円とのこと。
5月15日にも、「鉄道歴史パ-ク in SAIJO(四国鉄道文化館)」の見学と松山駅名物「復刻版醤油めし」を楽しめる「キハ47気動車でゆく復刻うわじま号の旅 しまなみ編(日帰り)」、今治駅名物「鯛飯弁当」が味わえ、新居浜市のお土産が付く「キハ47気動車でゆく復刻うわじま号の旅 東予編(日帰り)」を実施。旅行代金は、「しまなみ編」が8,470~1万470円、「東予編」が1万470~1万2,470円。
いずれのコースも、列車で使用するものと同じサイズの列車行先札(サボ)のレプリカを旅の思い出として持ち帰ることができる。3コースすべて乗り通した人に完乗記念品も進呈するという。JR四国ワープ支店、駅ワ-ププラザ、JR四国旅の予約センターで申込みを受け付けている。