アサヒビールは4月25日、同社の吹田工場(大阪府吹田市)内に「アサヒビール ミュージアム」をオープンする。ツアー料金は無料。ツアー開催時刻は、10時、11時、13時、14時、15時(予約制)。所要時間は約70分。

  • アサヒビール ミュージアム

同施設は、アサヒビール発祥の地でもある大阪に立地する体感型施設。"記憶に残る最高の一杯に出会える場所"をコンセプトに、一人ひとりに合う飲み物を最高の状態で味わうことができる。アサヒビールの歴史の紹介や製造工程の見学に加え、新しいお酒の楽しみ方の提案などを通じて、飲み方の多様性を推進する「スマートドリンキング」を訴求していくという。

エントランスはレンガ調の造りとなっており、これまでのアサヒビールの歴史と現在・未来に向けた取り組みを紹介するパネルを掲示する。

  • エントランス

「スーパードライ体験エリア」では、「スーパードライ ゴーライド」が体験できる。ビールを缶に詰める工程をイメージした空間で、製造の速度や迫力が感じられる映像を4面のスクリーンに投影することで、まるで自らがビールの缶に乗ったかのような臨場感ある体験ができる。

  • スーパードライ ゴーライド

「カフェエリア」では、吹田工場で製造されたできたての「スーパードライ」や「アサヒ生ビール」(通称マルエフ)などのビールはもちろん、アルコール分0.5%のビールテイスト飲料「アサヒ ビアリー」、ノンアルコールビールテイスト飲料「アサヒドライゼロ」、ソフトドリンクなどさまざまなドリンクを提供する。

  • カフェエリア

新しいお酒の楽しみ方として、自身でアルコール度数やフレーバーを選択でき、自分好みのオリジナルドリンクを作ることができる国内初の自動サーバー「MY FLA-BAR (マイ フレーバー)」も用意。サーバーに専用グラスをセットすると、グラスの底から渦を巻きながら液体が湧き上がってくる仕様になっている。また、自分で樽生ビールを注ぐ「サーブ体験」や、ビールの泡に文字などを描く「泡アート」も体験できる。

  • サーブ体験や泡アート体験もできる