宝島社は4月8日、宝島社新書の新刊「日経平均は4万円になる!」を発売した。著者は武者リサーチ代表の武者陵司氏。価格は990円。

「バブル超え」の理由を解説

  • 「日経平均は4万円になる!」表紙

日経平均は2万7,000円台をうろうろする「もみ合い相場」が続いている。しかし、日本の極端な物価の安さに加え、米中貿易摩擦や世界的な半導体不足による製造業の地図の変化など、大きく変わる兆しが出ている。

本書は、これらの兆しは「長らくデフレが続いた日本にとってプラス材料であり、株価は世界の中でも著しく騰がるのではないか」と推測。著名ストラテジストである著者が、1989年12月のバブル最高値3万8,915円を抜く「バブル超え」の狼煙の時期や、その理由をわかりやすく解説している。

著者の武者陵司氏は、1949年長野県生まれ。横浜国立大学経済学部卒業。武者リサーチ代表。著書に「アフターコロナV字回復する世界経済」(ビジネス社)、「結局、勝ち続けるアメリカ経済 一人負けする中国経済」(講談社)などがある。