テレビ東京の新ドラマプレミア 23『吉祥寺ルーザーズ』(4月11日スタート 毎週月曜23:06~23:55)のオンライン会見が8日に行われ、増田貴久、田中みな実、片桐仁、田島芽瑠、濱田マリ、國村隼が登場した。
同作は企画・原作を秋元康が手掛けるシチュエーションコメディ。東京・吉祥寺に佇む謎めいた一軒家で、主演の増田貴久やヒロインの田中みな実など、人生の負け組6人がシェアハウスで一緒に暮らす日々を描いていく。
セリフの長さに全員が驚いたという同作について、田中は「台本を見た瞬間に『覚えられるのかな』とまず心配になって、コピーしておうちの色んなところに貼って、すぐ目に入るようにしています。皆さんのお顔をプリントアウトしたものも部屋に貼って練習してました」と努力を重ねたという。「今も貼ってあって、プリントアウトしたら國村さんが白黒だったんですよ」という田中に、國村が「なんで僕だけ色ないのよ」と苦笑すると、田中は「今度見せますね」と返し、片桐が「カラーにしなさいって言ってんの」とツッコんでいた。
演じた役については、「自分のルールや正義感がはっきりとあって、反することがあると食ってかかるような人なんですね。私も1人の生活が長くなってきて、気持ちがわかってしまう」と共感している様子の田中。「自分のルールや居心地のいい習慣が身についてしまって、誰かと住んでいて違うぞと思ったときに揉める。だから誰とも住まないんですけど、(演じる桜は)そういう人なのにシェアハウスに飛び込んで大変な思いをして色んな人と衝突しながら成長するので、楽しみにしています」と語る。田中が演じる桜について、増田は「実際話してみたら違うんだけど、(会うまでに)思っていた田中みな実さん」とイメージが共通していたと明かし、田中は「ちょっと前までぶりっこと思われたんですけど、こんなガミガミいう人だと思われてたんですか!?」とショックを受けていた。
また、シェアハウスに住めるか聞かれると、田中は「いやです~」と即答。「私はパートナーとでも、ぎりぎり嫌だなと思うくらいなので。本当に好きな人ができても、ちょっと嫌だなと思ってしまうんです。同棲とか共存するということになると思うんだけど、もう気になっちゃうかもしれない」と心中を吐露する。「20代のころは大丈夫だったんですよ」と言いつつ、「自分の心地よい生活スペースを誰かに侵されたくないという気持ちがすごく強くて。『私が置いた場所にものがない、どうして』とか」と説明した。
(C)「吉祥寺ルーザーズ」製作委員会