3月23日からローソンストア100で、不思議な新商品「具なしまん」が全国発売されました。具のない中華まんの皮の部分が2つ入ったという斬新すぎる新商品の登場に、気になっている人もいるのではないでしょうか?

一体どうやって食べるのか、味はどうなのか……早速ローソンストア100に行き、話題の「具なしまん」を購入してみました。

新しい食卓パン?「具なしまん」とは?そのお味は?

パキッとした赤い線で目を引くパッケージに“温めても、そのままでもOK!お好みの具材を挟んで食べれます。”と書かれた「具なしまん」は、パンコーナーでも存在感がありました。

  • 「具なしまん」(108円)

中華まんを扱う大手メーカーの山崎製パン製造ということもあり、本格的な中華まんの皮を楽しめそうな予感。

実際に袋から出してみると中華まんよりも小ぶりの印象。ツヤ感がありモチッとした感触、コロコロとしていて可愛らしい見た目です。

底には敷き紙がついており、中華まんらしさを感じることができます。

見た目は少々小ぶりの「具なしまん」ですが、やっぱり気になるのは味ということで、まずはそのままと、温めたタイプを食べ比べてみました。

そのままだとシットリ、温めるとふんわりとした食感にチェンジ

1つは常温で、もう1つは電子レンジ500Wで20秒温めて比較してみました。

  • 左:常温の「具なしまん」、右:電子レンジで温めた「具なしまん」

温めてみるとひとまわり大きくなり、柔らかさが増しました。実際に食べてみると、そのままだとシットリしていて弾力があります。 パサつきはなく甘みがあり、パンというよりは中華料理屋で食べるマントウのよう。

温めた方はふんわりと柔らかくなり、まさに中華まんの皮! そのままで食べた時よりも優しい甘みに変わっていました。常温でも、温めても、きっと何か好きなものを挟んでも邪魔をしない味なので、どんなアレンジも合いそうな予感。

そこで、ローソンストア100で買える商品で、実際に挟んで食べてみました。

「具なしまん」簡単アレンジメニュー3選

「具なしまん」に挟むために、豚の角煮の缶詰、ポテトサラダ、つぶあんとバニラアイスをローソンストア100で購入してきました。

「具なしまん」には切り込みがないので、家にある包丁で切り込みを入れます。底にくぼみがあったので、底の部分に厚みを出して切り込みを入れるのがオススメです。

  • 最後まで切らずに程よく残しておくと挟んだ具材がこぼれにくくなる

果たして「具なしまん」との相性は? 早速試していきたいと思います。

「具なしまん」×豚の角煮

まずは公式サイトで推奨されていた豚の角煮の缶詰を使った豚の角煮まんに挑戦してみました。

  • 「豚の角煮」(376円)

  • ゴロゴロとした豚の角煮

豚の角煮まんということで、せっかくなら温かいものを食べたいと思い、「具なしまん」に挟んでからラップをかけて500Wで1分ほど温めました。

角煮のタレが「具なしまん」に染み込みみているだけで美味しそう……。一口食べてみると、やはり王道の組み合わせで、食べ応え抜群です。

缶詰を開けて挟んで温めるだけととても簡単なのに、ボリュームのある軽食がすぐにできるので、食べたい時に気軽に食べることができます。

「具なしまん」×ポテトサラダ

野菜を摂れるものをと選んだポテトサラダ。サンドイッチ感覚で食べれればと思い、「具なしまん」は常温のまま、ポテトサラダを挟んでみました。

  • 「野菜たっぷりポテトサラダ」(108円)

まるでベーグルサンドを食べているかのような食感で、もっちりとした「具なしまん」とシャキシャキとしたポテトサラダに入っている野菜のさまざまな食感を楽しむことができます。

「具なしまん」の甘みとポテトサラダの酸味がよく合うので、あっという間にペロリと食べてしまいました。「具なしまん」はつぶれにくいので、サンドイッチに使う具材を入れて、お弁当などに持って行くのも良いかもしれません。

「具なしまん」×つぶあん×バニラアイス

最後は甘いアレンジにチャレンジしてみようと思います。

  • 「つぶあん」(108円)、「明治 エッセルスーパーカップ 超バニラ」(108円)

本当はホイップクリームで作りたかったのですが、売っていなかったのでバニラアイスで代用して作ってみました。温めた「具なしまん」につぶあん、バニラアイスの順に挟んで出来上がり。

温と冷を同時に楽しむ“アツひや”デザートが完成しました。あんまんの味わいに冷たいバニラアイスが合わさり、リッチな味わいに。バニラの風味が加わり、より濃厚さを楽しむことができました。

和のデザートだけでなく、クリームやフルーツを挟んで、フルーツサンドのように食べるのも良さそう。

一見素朴な印象の「具なしまん」ですが、じつは何にでも合わせやすく万能でした。そのまま食べても美味しいですが、具材を挟んで食べると楽しさも加わるのでオススメです。色々な具材を挟んで、自分好みのオリジナルまんを作ってみては?