スシローでは、4月6日から「こだわりイチオシネタ祭」が始まった。期間限定で普段はなかなか登場しないネタが並ぶ今回のフェア。定期的にスシローに通う筆者だが。これまで食べたことないネタも登場。かなりレアなネタが食べられるフェアだったので、その様子をレポートしたい。
スシローで鮮度が高すぎるネタに驚く
「こだわりイチオシネタ祭」は、普段は数量調達が難しい極上ネタや店内でのひと手間を加えたネタが集結。普段のスシローフェアは2週間ほど行っているのだが、今回は4月6日から11日までの限定と期間は短めのようだ。先日のジョブチューンで放送されたネタが目白押し。早速注文してみた。
まずは一番衝撃的な一皿から。「レモンをかけると、動き出す可能性がございます。予めご了承ください」と注意書きのある「まるごと活あわび」(330円)。そうは言ってもちょっと動く程度でしょ……と思いながらレモンをかけると、ぐにゃぐにゃ~~~と思いのほか動く。というかしゃりの上で暴れている。動きまくってそのまましゃりから逃げてしまった。
まさかここまで鮮度が良いとは。スシローですしネタに逃げられたのは初めてだった。恐る恐る口に入れてみると、コリコリッと歯ごたえがありつつも柔らかく、生ならではの食感。さっきまで動いていた鮮度抜群の貝の旨みは絶品! 1日数量限定のようなので、お店で見かけたときは動き出すかチャレンジしても面白そうだ。
ブランドまぐろに天然まぐろ! こだわりネタがずらり
まぐろ商品は3皿が登場。天草のブランドまぐろや天然インドまぐろと、スシローがこだわりを持って仕入れたネタが並んでいた。
「生本まぐろ2貫盛り」(330円)は、熊本・天草で育ったブランドまぐろ。身の色が濃くて、味も濃い!! 厚みのある身はしっかりと食べ応えがあった。「生本まぐろ大とろ」(330円)は、さらに脂がのった甘みととろけるような舌触りで、こちらもまた濃いまぐろの旨みを感じる。
こちらはまぐろの中落ちを使った「天然インド鮪中落ち」(165円)。色が鮮やかな赤身に、パリパリな海苔の香ばしさも合わさって極上の味わい。「大とろのレアしゃぶ」(330円)は、以前も販売されていたもので、提供直前にしゃぶしゃぶすることで軽く火が入り、脂が染み出る絶妙な状態でやってくる。届いてすぐに食べると、とろ~っととろける身と脂の旨みが口に広がりたまらないおいしさ。
ひと手間加えた逸品たち
さらに、「こだわりイチオシネタ祭」では、店内でひと手間加えることでさらにおいしくなるネタが多く提供されている。店内で仕込みや調理を行っているネタをまとめてみた。
「店内茹で天然大えび」(165円)は、身に穴が少し開いている? と驚くが、これは店内で調理された証拠。店内で串打ちをして茹でた大えびを提供しているそう。甘くて大きいえびを堪能できる一皿。
とろ~プチッ! シャキッ! と変化する食感を楽しめる「絶品生サーモンねぎとろ」(165円)。粒感を残しつつもとろ~っとした食感の生サーモンにトビコやねぎを合わせることで、噛むたびに異なる食感に。
「一晩ねかせた店内〆金華さば」(165円)は、脂がたっぷりのったとろける食感のさばをお酢で〆ることで、臭みがなく、上品な味わい。
ちょっぴりシビ辛の「白子天ぷらのXO醤」(110円)。天然白子の天ぷらに、XO醤と花椒、ねぎをトッピングすることで、食べた一口目はピリッと辛めな印象。
「藤田の濃厚煮干しラーメン」(418円)は、どろどろ系で濃いめのスープが本格的でかなりのクオリティ。スープの表面にはラード(油)が張っていて、熱が逃げくいので常に熱々状態。大きめのチャーシューは食べ応えもあり、濃厚な分酸味のあるしゃりとの相性がいい。
デザート
最後はデザートをご紹介。どちらも期間限定で販売されている。
「ごろごろリンゴのアップルパイ」(330円)は、東北のリンゴを使っているそうで、大きくて甘いリンゴがたっぷりと入っている。添えられているクリームは、スシロースイーツでおなじみのべつばらクリームにカスタードを混ぜたもの。すっきりとした甘さでなめらかな口あたりなので、サクサクとした食感もあるアップルパイとよく合う。
「抹茶すぎるパフェ」(308円)は、その名のとおり抹茶一色の見た目をしたパフェ。アイスが2種類あるのだが、薄い緑のアイスは甘めでほのかな苦み、濃い緑のアイスはしっかりと苦みがあり濃厚な抹茶の味がした。あんこやわらび餅もトッピングされているので、和な気分のときにぴったり! 濃い緑のアイスは本当に濃いので、抹茶好きも十分満足できる味といえそうだ。
鮮度高めのネタや店内でひと手間加えた贅沢なネタが並ぶ今回のフェア。この土日はスシローで、イチオシなネタの数々を堪能してみては?