テレビ東京の新ドラマ24枠『しろめし修行僧』(4月8日スタート 毎週金曜24:12〜)のオンライン会見がこのほど行われ、岡部大(ハナコ)、犬飼貴丈が取材に応じた。

  • 左から岡部大、犬飼貴丈

    左から岡部大、犬飼貴丈

同作は、ほぼニートの寺の息子・米田たくあん(岡部)が、托鉢の全国行脚修行を通して、各地の“ご飯のお供”と出会う様子を描き「しろめしに合う最高のおかずとは何か」という究極の問いに迫るグルメドラマ。修行で訪れる先々で出会うマドンナとの淡い恋模様や、幼馴染・佐藤ぶりあん(犬飼貴丈)との友情物語も繰り広げられる。

印象に残っているシーンを聞かれると、犬飼は「食べ物がおいしそうに見えるシーンは印象に残ってる」と明かし、「岡部さんがご飯の上に明太子の佃煮を乗せて食べるシーンを一緒に撮ったんですけど、隣で見ててもおいしそうだなと思ったんです。でも、撮り終わった後にしんどそうな感じで胸をトントン叩いていて、食べてる途中に水を飲んだりできないから、そのきつさはあるんだと気付きました」と語る。「いざ僕も食べるシーンに臨んだ時に、『良い見せ方をするためには、水を飲んだりしないで、いかにおいしそうに食べるかが重要なんだ』と気付いて、このドラマの醍醐味でもあるし、1番僕が苦労しているところなのかなと思います」とグルメドラマならではの苦労がある様子だった。

そんな犬飼との関係について、岡部は「おいしいごはんの話をすることが多いですね。僕は食べ歩きが好きで、犬飼さんも意外とラーメンとかとんかつとか食べに行ってらっしゃるみたいで、お互いに情報交換をいっぱいしています」と、撮影外でも食べ物の話をしていたという。

また、岡部がドラマ主演を務めることについては「最初の頃は、おめでとうというよりも驚きの方がめちゃくちゃ大きかったです。若干引かれるぐらいの」と苦笑する。それでも「ストーリーを説明したら『ぴったりじゃないか、頑張れよ』と。シソンヌのじろうさんとかにも『そのまま岡部じゃねーかよ』みたいな感じで言っていただいて」と期待は高まっているようで、「相方2人も、秋山(寛貴)は組みたての頃から『どんどんお芝居の仕事をやってほしい。大画面で岡部の顔芸を見たい』と言ってくれてたんで、今回も喜んでくれましたし、菊田(竜大)も『すげえ、スターじゃん』と言ってくれました」と語った。

この日は、Creepy NutsのDJ松永がたくあんの相棒・DJトロ役として出演することも発表され、岡部は「まさか相棒DJが世界一のDJだとは思ってもみなかったです」と驚きを表す。さらに「しっかり準備して来て下さって、段取りの後に監督とカメラマンさん、照明さんたちが『カットをどうするか?』という打ち合わせのところにも、なぜか松永さんだけ参加してるという、謎の前のめりさはありました」と撮影の様子を振り返り、「DJプレイの部分は逆に『普段できないプレイする』と言って、本当にずっと意味わかんない動きしてるんで、そこもぜひ見ていただければと思います」とアピールした。