お笑い芸人のヒコロヒーがドラマ初脚本を手掛けた作品『お前によろしく』第1話・第2話が、テレビ朝日公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』とTELASAで配信された。

  • 左から大西礼芳、佐津川愛美、ヒコロヒー、松村沙友理、宮下かな子=テレビ朝日提供

同作は、仲間の1人が遂げた謎の死を機に、仲良しだったはずのホステス4人の奥底に潜む嫉妬や狂気が浮かび上がる本格派ノンストップ・サスペンス。第1話では、女優として成功を収めつつも未だホステスとしてクラブに籍を置き続けている香台まりこ(佐津川愛美)が、ふらりと店に遊びにやって来たことから物語が始まる。穏やかで常識的だが実は気性が荒いホステス・松中エミ(宮下かな子)、何かとマウントを取りがちなホステス・高村志帆(松村沙友理)、元ヤンの美人ホステス・菅井優香(大西礼芳)は、まりことの久々の再会を堪能し、悪い女同士のあけすけトークで盛り上がる。ところが、楽しい再会の直後「まりこが急死した」という知らせが入り事態は一変。突然すぎる死をめぐり、次々と不審な点が浮かび上がっていく。

ヒコロヒーがドラマ脚本を初執筆するキッカケとなったテレビ朝日の番組『まんが未知』でMCを務める岩井勇気(ハライチ)と花澤香菜も、第1・2話のどこかで友情出演。また、第3・4話は6日、第5話は13日の22時に配信される。

TELASAでは、物語をさらに深掘りできるオリジナルエピソードを配信。第1~4話では、主要キャラクターであるホステス4人が現在のクラブに入店するきっかけとなった「クラブ南風入店面接」から、人となりを深く描写していく。

このオリジナルエピソードでは、脚本を手掛けたヒコロヒーの発案で佐津川、宮下、松村、大西が一人芝居に挑戦。ヒコロヒーは「私はピン芸人で、一人モノの脚本を書くことにはわりと慣れているつもりなので、TELASA版の第1~4話につくオリジナルエピソードは全部“一人芝居”にしました」と経緯を明かし、「一人芝居を通して見えてくるであろう、それぞれの女優さんが持っている色が見どころでもあり、私自身も楽しみにしている要素です」と期待を膨らませる。第1話では宮下演じるエミ、第2話では大西演じる優香の面接の様子が配信される。