女優の志田未来と俳優の泉澤祐希が30日、都内で行われたBS松竹東急のドラマ『いぶり暮らし』(4月4日スタート、毎週月曜22:30~)の会見に出席し、撮影の裏話などを語った。

  • 泉澤祐希(左)と志田未来

同棲3年目の26歳の頼子(志田)と24歳の巡(泉澤)が、忙しい中で唯一重なる休日に食材を燻して食べて、燻製を通してお互いの仲を深めていくハートフルグルメドラマの同作。

志田は「本当に完成して良かったなという気持ちでいっぱいです。毎日撮る量が本当に多くて、ほとんど2人のシーンなのでセリフも多くて、本当に1日1日終わると『今日も無事撮り終わって良かったな』と毎日そう思ってたので、完成してお届けできる日が来てよかったなという気持ちでいっぱいです」と、撮影の苦労を振り返る。

泉澤も「大変でしたよね。2人で会う機会があって、初めて交わした言葉は『セリフって…』って同時に顔を見合わせて言ったんです(笑)。お互いが同じ不安を抱えてたので、最初から一気に距離が近くなって、『頑張ろうね』っていう心意気で臨んだので、今ホッとしています」と、同様の気持ちのようだ。

撮影開始当初は「空き時間ができるたびに、控室に戻ってずっと台本読んでました」(志田)というが、「中盤からペースがつかめてきて、そのへんから世間話とかもできるようになりました」(泉澤)と余裕が出てきたのだそう。燻製を待つ時間の過ごし方など、ゆったりと描かれるドラマだが、演じた志田は「内心はドキドキしてました」と打ち明けた。

そんな中、志田は泉澤について、「本当にセリフを間違えないんですよ! だからすごいプレッシャーで、『私が3回間違えたのに、まだ1回も間違えてない』って数えてて、『間違えろ間違えろ…』って思ってました(笑)」と告白。それを聞いた泉澤が「ひどくないですか!? あんなに精いっぱいやってたのに」と嘆くと、志田は「泉澤くんの背中を見て、私も頑張ろうと思いました」と頼りにしていたことを伝えていた。