ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBEが9日、10枚目のシングル「サンタモニカ・ロリポップ」をリリースした。パフォーマーの木村慧人に、同シングルの魅力とともに、個人としての目標などを聞いた。

  • FANTASTICS from EXILE TRIBEの木村慧人 撮影:蔦野裕

冠番組『FUN!FUN!FANTASTICS SEASON2』(日本テレビ)の主題歌に起用された「サンタモニカ・ロリポップ」は、懐かしさを感じさせつつも現代的で洗練されたシティポップサウンドと、サンタモニカの初夏のさわやかでカラフルな景色や恋愛模様を描いた歌詞が魅力。カップリングには、メンバーの佐藤大樹が声優を務めるアニメ『錆色のアーマ -黎明-』エンディング曲「Tie and Tie」、同じく佐藤が出演するドラマ『liar』(MBS/TBS)のエンディング主題歌「Turn to You」など、全4曲を収録している。

――「サンタモニカ・ロリポップ」のお気に入りポイントを教えてください。

この曲を聴くと体が自然に動き出すような、乗りやすい曲になっています。「High Fever」のときは(中島)颯太がラップをやっていましたが、今回は(八木)勇征くんがラップをやっていて、全然違うニュアンスのラップになっています。そこも注目ポイントだと思います。

――『FUN!FUN!FANTASTICS SEASON2』の収録で印象に残っていることを教えてください。

歌唱収録が印象に残っています。全7曲(カバー曲)はパフォーマーが一人ひとり振りを作っているので、一人ひとりの個性が出て面白かったです。板垣(恵介)先生の回とドラムの真矢さんの回も印象に残っています。

――個人としての2022年の目標や挑戦したいことを教えてください。

2021年は『FUN!FUN!FANTASTICS』や再現VTRなどで俳優としての活動も増えてきたので、2022年はさらに俳優業にも挑戦し、俳優としての木村慧人をより皆さんにお届けできるように頑張りたいです。そして、本業はダンスなので、ライブで僕たちが輝いている姿を皆さんにお届けし、より幸せになってもらえるようなエンタテインメントを届けられたらなと思います。

――俳優への気持ちが増したきっかけがあったのでしょうか。

僕はもともとFANTASTICSになったときから役者業をやりたいと言っていましたが、『FUN!FUN!FANTASTICS』や『マネキン・ナイト・フィーバー』などいろいろ挑戦させていただいている中で、よりその思いが強くなりました。いろいろな役を演じてみたいです。

■木村慧人
1999年8月16日生まれ、東京都出身。FANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマー。2008年、9歳のときにEXPG STUDIOに入校。三代目 J SOUL BROTHERSなどのサポートダンサーとして経験を積む。2016年12月、パフォーマー集団「FANTASTICS」を結成。2017年5月~12月に行われたオーディションで、約3万人の応募者から勝ち上がったボーカリスト2人を加え、新生「FANTASTICS」が誕生。2018年4月~6月、メジャーデビューに向け「夢者修行 FANTASTIC9」を敢行。デビュー前にも関わらず、全国33会場78公演で約7万5000人を動員。2018年12月5日、「OVER DRIVE」でメジャーデビューした。