テレビ朝日系ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』(毎週土曜23:00~)のキャストらがこのほどクランクアップを迎えた。最終話は、19日に放送される。

  • 左から細田佳央太、遠藤さくら=テレビ朝日提供

秋元康氏が手掛ける「イケメン」だらけの学園ドラマ『もしイケ』は、細田佳央太演じる平凡な高校生・池田龍馬が個性豊かなイケメン高校生たちと「全国選抜高等学校イケメン大会」という目標に向かって競い合いながら突き進む姿を描く青春ドラマ。

細田がクランクアップを迎え、「『もしイケ』主演、池田龍馬役細田佳央太くん、オールアップです!」の声がかかると、ひと足先にクランクアップを迎えていた宮世琉弥、水沢林太郎、内藤秀一郎、藤枝喜輝が花束を手にサプライズで登場。驚きと喜びの表情を見せながら、細田は4人と熱いハグを交わした。3カ月間の撮影を振り返り「まだ20歳という若手の中の若手みたいな自分が主演で、最初は皆さんに『大変になりそうだな』と思わせてしまった部分もあったと思いますし、座長としてもなかなか自分が何をしていいかわからない中で、至らない点も多かったと思います」と話しながらも、「自分にとって宝物のような時間でした」と語った細田。「見捨てずに支えてくださった『もしイケ』のチームは大好きです!」と愛を叫ぶ場面も。

細田と共にヒロイン・桜井カンナ役の遠藤さくら(乃木坂46)もクランクアップ。今作は遠藤にとって初の地上波ドラマ&初の学園ドラマで、「クランクインから数日間は緊張が解けないままだった」と明かす。しかし「皆さんが笑わせてくださったり、優しいスタッフの皆さんが支えてくださって、どんどん撮影に来るのが楽しみになっていた」と満面の笑顔を見せた。現場のスタッフから「ぜんぜんセリフを間違えなかったもんね!」と褒められると、遠藤は照れながら首を振ったが、細田も「間違えないですね! それは本当に!」と改めて感心していた。

そして絶対的エースイケメンの柳一星を演じた宮世は「細田くんと一緒にお芝居ができてとても楽しかったですし、座長が細田くんで本当に良かったと思える現場でした」と細田を絶賛し、「今は達成感がとても大きく、こういう素敵な作品を撮れたことが最高の思い出になりました」とコメント。

情報通イケメン・若林拓実を演じた藤原は「とてもやり甲斐のある役でした。僕はこの役に出会えて本当に幸せです」と感無量の様子で、純和風イケメン・神宮源二郎役の水沢は「こういうご時世の中、スタッフさんは朝早くから夜遅くまで、僕らよりも大変なことがたくさんあったと思います」と寄り添い、おバカナルシストイケメン・一ノ瀬塁役の内藤は「共演者の若い子たちにいっぱいいじってもらいながら、こんなに楽しい現場を過ごすのは初めてだったので、とても幸せでした」と充実感をにじませ、地方出身のワイルド風イケメン・宇治原修役の藤枝は「こんなに多くの同世代の役者の方々とお芝居するのは初めてで、ものすごく刺激を受けました」と振り返った。

さらに、カンナの親友・片桐花役の齊藤なぎさ(=LOVE)は役を超えて遠藤と友情を築いたといい「さくらちゃんっていう大事なお友達もできたので、アイドルとしても、女優さんとしてもまた共演できたらいいなと思います」と展望を話した。

さらに、19日の最終回放送直前にはインスタライブが決定。第1部は細田、遠藤、藤原、齊藤が、第2部には細田、遠藤、内藤、藤枝が登場し、撮影秘話やそれぞれのお気に入りのシーン、裏話を語り尽くす。