第45回日本アカデミー賞の授賞式が11日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、受賞者たちが登場した。

  • 左から羽鳥慎一アナウンサー、長澤まさみ、佐藤健、菅田将暉、西島秀俊、松坂桃李、役所広司

    左から羽鳥慎一アナウンサー、長澤まさみ、佐藤健、菅田将暉、西島秀俊、松坂桃李、役所広司

優秀助演男優賞を受賞したのは佐藤健、菅田将暉、西島秀俊、松坂桃李、役所広司。役所は映画『すばらしき世界』で共演し助演男優賞を受賞した仲野太賀との思い出として「入浴シーンが非常に印象的でした。僕たちは裸になるときに前貼りというもので隠すんですが、スタンバイしていたら太賀くんの前貼りがどうもうまくいっていない。フィット感がなくて、ガパガパしてる感じがしたので、見せてもらったら逆さだったんです」とエピソードを披露する。

役所はさらに「僕は前貼りの作り方を松坂くんに教わって。その松坂モデルをやろうと。業界で有名なんですよ。太賀くんに僕が教えて指導させてもらいました」と明かし、開発者の松坂は苦笑。「たまたま、僕も結構前に裸になる作品に出てた時があって。服を着るよりも前貼りする回数の方が多いみたいな感じだったので、パッとすぐ付けられてすぐ取れて、新しいものを付け替えることができる、早くていい前張りの作り方を発見したんです。それを役所さんにお話する機会がありまして。そしたら意外と広がって」と状況を説明する。役所は「そのおかげでお風呂場の太賀くんの素晴らしい、感動的なシーンができたわけです」と松坂モデルに感謝していた。

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