映画『チェリまほ THE MOVIE』(4月8日公開)の完成直前イベントが10日に都内で行われ、赤楚衛二、町田啓太、風間太樹監督が登場した。

  • 左から町田啓太、赤楚衛二、風間太樹監督

    左から町田啓太、赤楚衛二、風間太樹監督

同作は豊田悠による同名コミックの実写化作。童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)は、社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)に触れ、自分への恋心を聞いてしまう。

作品は現在編集中で、今回は「完成直前イベント」となった。町田は「安達の恋人・黒沢役の……」と紹介され、「紹介が"恋人"になったんですね」と嬉しそうにしながら、「『チェリまほ』で初めてこんなにしっかりと登壇させていただくので、新たに緊張しています」と笑顔を見せる。

海外からの反響も多い同作について、赤楚は「嬉しいです。予告なんて、まだ字幕もついてない段階なのにコメントをくださったりとか、愛を持ってくださってるというのは本当にありがたいことだなと思ってます」と感謝。町田は「最初は深夜でひっそりと、見てくれる方一人ひとりの印象や記憶に深く残ってもらったらいいな、という感じでがんばりましょうと話をしていたのを覚えているので、まさかそんなに広まっていくとは思ってなかったんですけど、作品作りに大切なものを学ばせてもらったなと思います」と語った。

この日は3月1日に28歳の誕生日を迎えた赤楚へ、サプライズでお祝いも。安達の好物であるおにぎりを形取ったケーキに、赤楚は驚き、町田も爆笑する。「サプライズは知ってました!?」「このケーキの形は知ってました!?」とたたみかける赤楚に、町田は「ケーキの形は知らなかった」と答え、「ふいをつかれすぎてリアクションにめちゃくちゃ困ってるよね」と指摘。赤楚は「クオリティすごくないですか!? つぶがひとつひとつ、米の形までリアルですもん」と興味津々だった。

監督から「動揺しすぎじゃない?」とつっこまれた赤楚が「あまりにも大きいおにぎりを目の前にすると、動揺してしまいます」と言いながら「この草も食べ……?」とケーキの下の葉を指すと、すかさず町田が「それは食べられないね。ちょっと期待したよね。チラチラ見てるなと思った」とツッコミ。動揺している赤楚に対して、町田は「こういうところが素敵なんですよね。『すご〜い!』とかもできるのに、本当に素直にいるから、いいですね」と褒め、赤楚は「誕生日は終わったものだと思ってたので、本当に嬉しいです」と喜んでいた。